厳しさとは

今回も「叱る依存が止まらない」という村中直人氏の書籍からで「厳しさ」とは何かというテーマです。
素朴理論。はじめて聞きましたが、人の実感や経験則によって信じられている素朴な、そして時に間違った認識をこのように呼ぶそうです。「人は苦しまなけば変化、成長出来ない」という素朴理論が「厳しさ」を間違えて捉える事になっているそうです。

「厳しさとは本来、「妥協をしない」「要求水準が高い」ことで、要求水準を高く保つことは相手にネガティブな感情を与えなくても可能。苦しみを与える=厳しくするではない。本来成長する時は苦しみを他者から与えられたときではなく、主体的に自律的に苦しみを乗り越えるとき。周りが出来る事はサポートし、道筋を示す事で叱るがなくても厳しい指導は可能。」

確かにそうですね。自分がやる!と決めたモードに入っている時は様々な困難は自分の意志で乗り越えようとしますよね。こういうと「アイツはそんなに気持ちが強くないから叱ってあげている」という声が聞こえてきそうですが、それが間違った素朴理論という事ですね。

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