田中浩文

日本プロテニス協会プロフェッショナル2を取得。現在プロフェッショナル1を目指して修行中。

田中浩文

日本プロテニス協会プロフェッショナル2を取得。現在プロフェッショナル1を目指して修行中。

最近の記事

買う理由

「6RULES  戦略PR」本田哲也氏という書籍を読みました。どうやってPRすればいいか…イベント集客のヒントになればと思って購入したのですが、なるほど!の内容が満載でした。 タイトルにあるようなな6つのルールを解説されてあり、全てが大事な要素なのですが、その中で「たしかに❗️」と読みながら思わず声に出してしまったのがルール5の「しみじみ」でした。 「しみじみさせるとは、感情を揺さぶり、当事者意識を持たせる事。自己投影出来るストーリー性が必要」 自己投影、当事者意識には

    • 試合のLiveは宝の山

      10月18日金曜日、ジャパンオープンテニス女子大会を観て来ました。WTA250の試合です。 今大会、波に乗っている伊藤選手の試合を見る事が出来ました。彼女の戦術は見事でした。相手のリス選手は凄いストローク力だったのですが、上手くタイミングをずらして相手のミスを誘っていました。フォアハンドスライス、スニークイン、時にはセイバーのようなリターンを取り入れいました。 その前の試合、ラメンズ選手とボグダン選手の試合もメチャクチャ見応えありました。ラメンズ選手のフットワーク、低いボー

      • ずっと勉強と努力

        新紙幣の人物、渋沢栄一氏とはどのような自分なのかなと気になり、「論語と算盤」を読みました。明日香出版から出ている「論語と算盤がマンガで3時間でマスター出来る本」吉田浩著、渡邉義浩監修、つだゆみマンガ で学びました 日本の経済の立役者で彼の功績で今の会社の形がある事が分かりました。モノ凄い意思と行動力な持ち主でした。渋沢栄一氏は 「人生死ぬまで勉強と努力の連続。自分を磨こうとするものはこの点を心に留めて欲しい。決して極端に走らず中庸を失わす常に穏やかな志を持って進んで行くこ

        • 客観的に分析

          柳井正氏の書籍、「1勝9敗(新潮文庫)」を読みました。ユニクロがどのように成長していったのか、その時、柳井正氏は何を考えていたのかが書かれていました。 その中で「自分自身を客観的に分析、評価できる事は経営者に必要な本質。失敗を失敗と認める事は自分の行動結果を客観的に分析評価する事。難しいがそれをしないと傷口が広がる」 経営者に向けた言葉のようですが、私にも当てはまる言葉だなぁと。ユニクロに経営理念の中に「自分が自分に対して最大の批判者になり、自分の行動と姿勢を改革する自己

          素直と行動

          「自立と工夫で常識を変える」田尻賢誉氏の書籍を読みました。弘前学院聖愛高校野球部監督の原田一範氏の「革命」について書かれた本ですが、原田一範氏の素直さと行動力が色々な古い慣習を変えて行っている姿が凄かったです。 高校野球に限らす、長く続く文化のようなものは長ければ長いほど慣習は根強く、それに意味がなくても変えれないというか変えようとしない事がほとんどだと思います。しかし原田監督は子供達の将来を考え、様々な改革に取り組まれて形にしていったそうです。 そのベースにあるものは「

          素直と行動

          主体性の心の3大栄養素

          スポーツジャパン202401-02の中に堀野博幸氏 早稲田大学スポーツ科学学術院教授の記事からもう一つの学びです。 主体性を発揮する為の準備として以下のものがあるそうです。 ①効力感…出来るようになる ②関係性…他者との繋がりを感じる ③自律性…自分の行動を決定出来る 心の3大栄養素とは「愛情、笑顔、語りかけ」を指している事が多いのですが、教授は主体性を発揮する要素として使っているという事ですね。たしかに①〜③の3つは行動する時に必要ですね。どれかの栄養素が欠けないよう

          主体性の心の3大栄養素

          やる気は段階

          スポーツジャパン202401-02の中に堀野博幸氏 早稲田大学スポーツ科学学術院教授の記事があり、勉強になりました。 物事をはじめる時の要因に外発的要因、内発的要因がある事は有名ですね。内発的要因になると自発的に行動すると。その過程には5段階あるそうです。 ①外発的要因…親に言われたからやる。ご褒美があるからやる ②取り入れ…恥をかきたくない、認められたいからやる ③同一化…外的要因を受けつつも何か価値を見出しているからやる ④統合…そこにいる事が自然で、自分らしさと感じる

          やる気は段階

          ダニングクルーガー効果

          「能力が低いと自己評価が高い」 こんな経験したことありませんか?既に、というか研究されているんですね。 ダニングクルーガー効果とはその段階を4つのステージから分析しています。 ①馬鹿の山…自分はわかっているつもりで登り始める。自分は出来ていると自己評価が高いが能力が低い事には気づかずにどんどん登っている段階。 ②絶望の谷…世の中を知り自分の能力が低い事に気づいてしまう段階。この段階で9割は挫折するそうです。 ③啓蒙の坂…そんな中、こうすればこうなるのかと、様々に学習して

          ダニングクルーガー効果

          10-10-10の問い

          「解像度を上げる」という馬田隆司氏の書籍を読みました。なるほどと思う事が多く、すぐに取り組める内容が多い書籍でした。 「課題以上の価値は生まれない。良い課題を選べるかどうかで生み出される価値は違う」 まさに何を課題にするのかで価値が変わって来るという事は普段何となく気付いている事ではあるのですが、なかなか難しい問題ですね。そんな中で私にとっては大変ヒントになる記述がありました。 「「10-10-10の問い」…意思決定した結果、10分後、10ヶ月後、10年後に何が起こるだ

          10-10-10の問い

          魅力あふれる人

          今回も「覚悟の磨き方」超訳吉田松蔭 編訳池田貴将からです。物凄い視野の広さと覚悟を読み進めると感じます。今回は魅力あふれる人ってどんな人か。 「清廉。心が清らかで私欲がないこと。協調。どんな人といてもその人に調子を合わせて楽しめる。バランスが難しいが、他人の考えを尊重し認めながらも自分の考えは周囲に流されず、はっきり述べる事が出来る生き方を目指していく」 なるほど。他人の考えを尊重するだけではなくその中でも流されない事…深いです。さらに深い言葉は… 「もっと他人にやさしく

          魅力あふれる人

          仕事の取り組み方

          今回も「覚悟の磨き方」超訳吉田松蔭 編訳池田貴将からです。熱い本です。今回は「仕事」 「どんな仕事でもいいが、ただその仕事だけでは何が起きても責任を持つ、絶対に逃げない。面倒に巻き込まれても、笑ってこれが自分の仕事だからと心の底からそう言えたまさにその時から命が宿る」 心の底から…という部分がポイントですね。上っ面だけなら誰にでも言えますよね。ふわふわと感じるのは命が宿っていないという事なんですね。 「まずは自分から熱くなる事。自分から動き出すこと。誰かにとって否定的な

          仕事の取り組み方

          自分の本分

          今回も「覚悟の磨き方」超訳吉田松蔭 編訳池田貴将からです。哲学書なんですが自己啓発の書籍でもあると思います。今回は「自分」。 「過去の自分が言う事を聞けば安全で安心だが、心からの充実は得られない。居心地の良い場所に居続ける限り、「本当にやりたい事」は出来ない。むしろ刺激に弱くなり、感性が鈍る。評判は傷ついても生き方は傷つかない。生き方を傷つけるのは自分だけ」 安心安全の中ではどんどん退化していくという事ですね。周りからの評価を気にして何も挑戦しないのは自分の生き方を傷つけ

          自分の本分

          育てるとは

          今回も「覚悟の磨き方」超訳吉田松蔭 編訳池田貴将からです。指導をする立場の人間にとっては大切な金言が書かれていました。 「育てるとは一晩で変える事ではなく、思いやりと一貫性のある正しい態度を沐浴のようにじっくりと浴びせ、染みついていたものが自然と流れ落ちて行くのを待つ」 なるほど…「思いやり」と「一貫性のある態度」って当たり前のように聞こえますが、実際の所、結構「自分都合」だったり「ムラのある態度」だったり、ほんの少しの言動や態度が相手に与える影響の大きさに気付いていない

          育てるとは

          自分はどうあるか

          「覚悟の磨き方」超訳吉田松蔭 編訳池田貴将を読みました。短文で書かれた言葉の一つ一つが重い…。30歳で生涯を終えた吉田松蔭の「覚悟」を学びました。心、士、志、知、友、死の項目からなる数々の「覚悟」、今年55歳になる私にとってなかなか刺さる書籍でした。 「大切なことは不安をなくす事ではなく、多くの失敗を積み重ね、未来は自分の手で生み出す事が出来るという自信を休む事なく生み続ける事」 「反求諸己…全ての問題の根本は自分の中にあるどれだけ大きな計画であっても物事を動かす基本はまず

          自分はどうあるか

          7つの習慣❸

          今回も7つの習慣からです。 いよいよ最後の第7の習慣です。 第7の習慣…刃を研ぐ 人は「からだ」「心」「知性」「人間関係」の4つの要素で形作られていて、これらをバランス良く磨く事で、第1から第6までの習慣のレベルが上がるという事です。 たしかに様々な場面を想像してみても、これらの習慣が複雑に関与していますね。それぞれのタイミングでどの要素が一番大切になっている時間はあると思います。バランス良くは分かるけど…という時はそれでいいのではないかなぁと思います。 自分に足りな

          7つの習慣❸

          7つの習慣❷

          今回も7つの習慣からです。大きく分けた「公的成功」の3つの習慣です。この習慣の根底には信頼貯金があるかどうかが軸になっているようです。 第4の習慣…WIN-WINを考える 第5の習慣…まず理解に徹しそして理解される 第6の習慣…シナジーを作り出す この3つが公的成功の習慣です。ここで大切だなぁと思うのは第5習慣だと思います。まず相手の事を理解してその次に自分が理解されるという順番です。違う見方をしている同士では決して意見は合わないし、聞いてみたら同じ事を違う表現で言ってい

          7つの習慣❷