覚えて帰る

レッスンを受けた後、何を覚えて帰っていますか?ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスが導き出した理論で、時間の経過とともに人の記憶がどのように変化していくかを示した 忘却曲線というデータがあります。それは…

20分後:覚えた内容の42%を忘れる
1時間後:覚えた内容の56%を忘れる
1日後:覚えた内容の74%を忘れる
1週間後:覚えた内容の77%を忘れる
1ヶ月後:覚えた内容の79%を忘れる

というものです。「すぐ忘れてしまいます」とおっしゃる方がおられますが、それで普通なんですね。このような事実から復習が大切になるのですが、今回はそれではなくて、「何を覚えて帰るか」に着目したいと思います。

テニスを始めた頃は「アレが出来た!これが上手く行った!」という「出来た事」を話されるお客様が多いです。その後上達してくると「アレがダメだった…これが上手くいかなかった…」と「出来なかった事」話される方が多いです。忘却曲線にあるようにどうせ?1日後には74%忘れてしまうのであれば、残りの26%は「出来た事」を繰り返しイメージしてみませんか?

確かに「出来なかった事」を練習することは大切ですが、自分が頑張って少し出来るようになって事を「出来た❗️」と認めていく事が上達と自信につながると思います。「上手く行った事がわからない…」という方!コーチを利用して下さい!毎回出来た事を見ていますよ!

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