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こんばんは、身体機能研究家の小林洋太です。

この前「旧暦オススメです」的なポッドキャストを収録しましたが、みなさまお聴き頂けましたでしょうか??

大寒、立春を経て、時は啓蟄(けいちつ)。
土の中で眠っていたいきものが暖かさから目覚めて活動をし始める時期とされています。野は梅の花と菜の花で彩り始め、フキノトウも目に止まるようになりました。無農薬無化学肥料で米を作っている友人も、昨日、田んぼに水を引き込んだらしく令和5年の米作りも始まりました!
朝晩の日の差す時間も少しずつ長くなってきたし、寒さも緩み少しずつ春が近づいてきている感じがしてきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

寒さでガチガチに固まったからだを解くように動こう

暖かくなって喜ぶのは土の中で眠っていたいきものだけでなく、私たち人間も嬉しい!!なんだか春はからだがウズウズしてくる感じがするのは、寒さで縮み上がっていたからだが溶けて解けてくるからなんだろうと思うのは、僕一人だけではないはず…

春、薄着にもなってからだを動かしたくなる、そんな季節。

全国各地いろいろな暮らしがあって、いろいろな人がいるけれど、からだの構造やその発育発達におけるプロセスに大きな違いはない。
それなら、その構造を知って、その構造が最も楽に(効率的に)動ける動作パターンを増やすことが、からだを健やかに暮らすためのシンプルな方法だと考えることはできないだろうか。

土の中にいるいきものに限らず、人間以外のいきもので筋トレ・体幹トレーニングというものをやってるのを聞いたことがない。
なんなら私たちも、物心がつくあたりまで腹筋なんてしたことはないはずで… それで健やかに暮らせるのなら苦労はないし、そんなんで腰痛がヘルニアが、すべり症が狭窄症が治るわけがない。なんなら悪くなることはあっても絶対に良くなることはないのだ。

全体が調和をもって動いているもの(有機体)なのだから、その有機体であるからだで感じたことに対して、どう全体的なリアクションをするかということが大事なのであって、孤立させて改善させようとするのは実に非効率的だと思わざるを得ない。

からだは縮みきると不調を通して教えてくれる

陰陽論の中に「陰極まれば陽に転じ、陽極まれば陰に転ず」という言葉があります。 どんな出来事も1つのところには止まっていられないということです。縮みきってしまうともうそれ以上縮まれなくなって、弛緩へと舵を切りたくなるわけですね。

とはいえ痛みや、動きの中で制約があるのは不快でしなく…
その不快をそのままの状態にしておくのか、改善しようと働きかけるのか?それが自分にできる唯一のリアクションです。

からだは痛くても、怖くても、不快でも、急いでいたり、怒られたりしても縮みます。縮んでいると奥歯を噛み締め、口角は下がり、肩が上がって首がすぼまり、お腹は縮み、背骨も丸くなり、動くことに対してワンテンポ遅れてしまうことになり、積極的に動けない状態になります。

こういった感覚を「不快」だと感じることができれば、積極的に動けない状態から「今より少しでも」動きやすい状態へとすぐに是正することができるわけです。

自分が好きな感じの音楽がかかって、からだが硬直してたり、歌が口ずさめなかったり、笑顔が硬かったりすると心から踊れませんよね?

リラックスして、ゆっくりじっくり、からだが動く。
そんな人生史上サイコーの春の滑り出しを!!ぜひ僕と◎

ということで、次回オンラインワークのご案内です!
お楽しみに〜!

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