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ちょっとした勇気の物語002

はじめまして。Hiroと申します。
台湾で機械修理の仕事をしています。

私が体験した失敗と成功を元に、
あの時、勇気を出してよかったと思ったこと、
逆に、勇気出せなくて後悔したことを、
自省録として、ここに記します。

この記事は2択になっており、
一番目は勇気を出してよかったこと、
二番目は勇気が出せなくて後悔したことを、
書いていきます。

どうしよう?と一瞬迷ったときに、
参考にしてもらえたらうれしいです。

《前回までのお話》

ナンパ する/しない どっち?

1.ナンパする

はじめてのナンパ成功?

38歳の時、その頃よく通っていた
喫茶店で働く女性に話かけられて、
その後、レジで精算する時に、
その子と、「寒いですね」とか
軽く話すようになりました。

その頃はまだスマホはそんなに
普及していなかったケド
携帯電話はみんな持ってたので、
もし、チャンスがあれば、
番号交換したいなぁと、
とーちゃんは考えていました。

でも、常連ぶって、
連絡先を聞いて、避けられたら、
ちょっとお店にこれなくなっちゃうなと、
とーちゃんは、なかなか勇気が
だせなかったけど‥

昔、声をかけるチャンスがあったのに、
逃げてしまった自分が情け無くて、

あたってくだけろのキモチで、
レジをするタイミングで、
もしよかったらお茶でもと、
さそった上で、

自分のメールアドレスを書いたメモを、
スッとその女性に渡した。

ああ。。 やってしまった。

これで、気まずい感じになったら、
もう、お店に行けない。

1日たっても、
2日たっても、

連絡はなかった。

そして、しばらくして、
とーちゃんはその女性から
メールを受け取る

(つづく)

2.ナンパしない

はじめてのナンパ見逃し?

28歳の頃、仕事終わりに寄った
近所の本屋さんの前で、同じ職場で
みんなから「かわいい」と人気の子が、
お店の前で、スカパーか何かの
有線放送の勧誘を受けていました。

明らかにその子は嫌がっていて、
困った様子でしたが、その頃のとーちゃんは、
自分に自信がなくて、その子には悪いけど、
知らないフリして、その子の前を、
通り過ぎようとしました。

すれ違う瞬間、チラッと、
その子の表情を見ようとしたら、
その子も、とーちゃんの顔を見て、
一瞬、パッと明るく顔をした。

その表情をとーちゃんが見た時、
つい、とーちゃんは目線をそらしてしまい、
その様子を見た、その子の表情が、
期待から失望に変わったような、
無表情に変わった。

その表情の変化を、今でも思い出す。

あの時、一言でも話かける勇気があれば‥

少なくとも、その後、職場で会った時、
話のネタになったかもしれない。

後になって知ったのだけれど、
その子は、うちの会社の朝礼前に、
職場のみんなで手分けして掃除してる、
トイレ掃除の担当をしている時、

その子が、女子トイレの担当で、
とーちゃんが、男子トイレの担当だった時、
その子は、とーちゃんのことをみていて、
知っていたらしい。

その子はトイレ掃除があまり好きではなく、
とーちゃんはわりと掃除は好きなので、
鼻歌うたいながら、ほいほいやってる姿が、
気になっていたと、後になって聞きました。

だから、その子が本屋の前で、
有線テレビの勧誘を受けていた時、
とーちゃんが、本屋から出てきて、
目が合った時に、視線をそらされたのが、
なんとなく、避けられたみたいで、
さみしかったなぁと‥

まあ、だからどうしたという話だけど、
話すきっかけを、とーちゃんは、
自ら消してしまった。

ちょっとした勇気が足りなかっただけで、
見える世界は小さく縮んでしまうという
話でした。

(おわり)

最後まで読んでくれてありがとう!

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