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8/22 相場など

シカゴ大豆21日 24年1月 1371 1/2 (+7 1/2) コーン12月限 482 1/2 (-10 1/2)
11月積搾油大豆サイロ渡し 97,600円 (+1000) 食品用大豆新穀倉出し 4,557/30kg (+33) 

ドル円始145.36 高146.40 安145.14 終146.14 (日中高安1.26 前日比 +0.78)

先週金曜日は中国金融危機報道と共にアメリカではオプションの精算日だったのですが、月曜日は何もなかったようにIT大手株が爆騰。 シカゴ大豆も今週水曜日に40度の高温予報が出たことで爆騰していましたが、作柄が悪化せず、生育が順調であることからコーンはマイナスとなり、大豆も上値から反落して引けています。

プロファーマの作柄ツアーが始まっていますが、ツイッターで見る限り昨年以上にいい単収が初日は出る印象です。

アメリカ大豆の輸出ペース、低調だった昨年及び5年平均を大幅に下回っています。 ブラジルが大豊作だったこと、中国の輸入が鈍化していることが理由ですが、来年のブラジルは1000万トン以上更に取れるという予想ですのでこのまま低位なのかどうか? 常にソロバン勘定の中国なので安ければ買うのかは政治が絡んでおり、読めません。
特に強硬的なアメリカ民主党が半導体や鉄鋼のダンピングで態度が硬化しているので中国の態度も当然硬化しているかと思います。

アメリカの長期金利がじわり上昇して金利上昇が肯定化されつつありますが、同時並行で米国債が大幅に売り込まれています。
中国の換金売りなのか今日からのBRICS会議で非ドル貨が話し合われる前の嵐の予兆なのかは分かりません。

コーンは国内滞留しているウクライナ産が出てくる可能性もあり、高温予想でも上がらないのか。 今週も難しい相場ですので値段は追わず、コストが合えば淡々と買うということになるかと思いますが、余りにも荷動きが重い。

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