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神経科学が学べる学部・大学院の紹介について

初めまして, 株式会社アラヤと量子研でリサーチャーをしております濱田太陽(ひろあき)と言います.

先日, 以下のツイートをしたところ多くの方に, RTと書き込みを頂きました. ありがとうございました.

まずは, みんなの力をお借りして 「集合知的にこんな学科があるよ、こんな先生がいらっしゃるよ」というのを多くの生徒や学生に広めるために提案いたしました.

現時点で, 18大学64研究室, 15大学院53研究室等, 5研究機関 (2020-08-15現在)を紹介していただきました. ありがとうございました! 

日本神経科学学会でも, 今後はより詳細に検索できるようなものができないかの議論はあるらしいので, まずは「こんな場所あるみたいだよ!」と共有していただきたいです. 松元先生ありがとうございました!

そこで、もともとどういった経緯でこのツイートをしたのかを説明しようと思います. また今後の提案についてもしておりまして, 協力してくださる方を募集しております!

提案の経緯について

もともとは, 加藤さん, 紺野さんが, 日本神経科学大会のシンポジウムで, 金井良太博士のトークに触発されてnoteやツイートで呟かれた内容を元にtwitterのタイムラインが流れ, 私がさらに触発されてツイート致しました. 

詳しいTwitterの流れが知りたい方がいらっしゃれば, Togetterにもまとめましたので, ご覧いただけると少し背景がわかると思います.

提案した意図と改善点

中には, 「 分野を絞った方が良いのでは?」という指摘もありました. 

twitter上の勢いを意識したのと, 既にいくつか研究室を紹介されていた方々もいらっしゃったので, 分野を分けずとりあえずtwitterのタイムラインの方々に書き込んでもらおうという意図でツイート致しました.

また, 分野の分け方も恣意的にならざるを得ないので, それを避けたかったです. ツイートしてすぐにコメントをいただくことは予想しておりましたし, もっと良いやり方があっただろうと私も思っています.

私の博士課程での研究分野は, システム神経科学と呼ばれるもので計算論的神経科学とか理論神経科学とも近い領域にあるのですが, 実はすでに理論神経科学と呼ばれるような分野についてはどなたかが研究室をまとめていらっしゃったのは知っておりましたので, 既に知られている内容について先導するのはできませんでした.

というわけで, 改善点です.

1. 研究分野を分けて情報収集した方が良い

前述の通り, 研究分野を絞って, 情報収集した方が良いとは思っています. 特定の研究分野で研究されている先生方が, その分野の他の先生方に口コミででも記入していただくような仕組みが必要に思っています.

2. 協力してくれる人を増やす仕組みを作る

こういうアクションは, 基本的に一過性のもので持続力がないことが多いので, 持続的に協力していただける仕組みを作っていく必要があると思っています.

3. 入力のフォームを再検討する.

Google Spreadsheetだと, 多くの方々が同時入力してくださったため, 編集がしづらいという問題点がありました. また, 検索もしづらいので, この入力フォームと出力フォームは変更した方が良いかなと思っています.

今後のアクションの提案

まず, すぐできることとして, 1.と2.については, 分野別に声をかけてくださる方を募集しております. 

また学会や研究室のメンバーに以下のGoogle Formを共有して入力していただけないでしょうか?

アドバイも含めてコメントいただけると嬉しいです.

利点としては, 個別にすぐ入力できる, Google Spreadsheetと連携しているので, 結果が反映されているかわかるというところがあります.

本当は, Twitter上の盛り上がりをうまく作れるツイートやら, カッコ良いwebサイトやら使い勝手の良いサイトに作っていくことが大事と思うのですが, 今できることを一緒にやっていきませんか?

最終的には研究分野の情報を入力したら, 研究室と研究室情報(研究内容やURL等)が出てくるのが良いかと思いますし, 英語にも対応した検索サービスなどは必要と思っています.

結局は, 口コミが大事なんですけどね. 基本情報は出来るだけ多くの人に平等にするのが私は良いと思っています.

ここまで読んでいただいたありがとうございました.

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