卓球療法士の資格を取得しました

こんばんは。

家のWi-Fiの契約が切れてまだ新しい契約ができていない為、パソコンが使えずブログの更新がなかなかできずに今日はネットカフェから投稿しています(笑)

今日の内容はタイトルにも書いていますように先日「卓球療法士」という資格を取ったのでそのことについて投稿します。

まず卓球療法士とはなんぞやという方も多いかと思いますので、ざっくりと説明させていただきますが、「卓球療法」とは競技としての卓球ではなく卓球の用具を活用したリハビリや予防であり卓球療法士とはそれを行う人です。

行う場は医療施設・介護施設・卓球場・学校等と様々な場所で行われているそうです。

競技としての卓球である必要はないので、ルールはさほど必要なく自分の台にワンバウンドさせても良いですし、転がしてもOK。道具も競技用の用具である必要はなくしゃもじやフライパン・スリッパ等をラケット代わりにしてOKなんです。

そちらの方が面白みがありますし大事なのはやっていて楽しいか、簡単にできるかどうかで、回復して健康になった方の中には競技としての卓球もできるようになっていく方もいるそうです。

やっていて楽しい、自分でも上手くできた、といったことが気持ちを前向きにしていき鬱や自閉症の改善につながった実績もあるそうです。

このように卓球は心身の健康に影響があることが分かりますが、なぜこれほど卓球は心身の健康に良い影響があるのか。それには科学的な根拠があるらしいので説明させていただきます。

まず卓球をすると脳の血流が増加するそうです。これは実際に卓球をする前と卓球をした後の脳の血流の状態を検査する実験を行ったそうなんですが、卓球を行った後の脳の血流は増加していたそうです。

運動した後の脳の血流が増加するのは当たり前かもしれませんが、なぜ他の運動ではなく卓球が脳にとって良いかというと、卓球は一度に脳が色んな情報を判断して行うので、脳が少なくともトリㇷ゚ルタスク以上になり脳が活性化するからだそうです。

一回打つだけでも、目で見る→面を作る→腕を振るとこれだけでもトリプルタスクになりそこから回転をかける、足を動かすといった動作が加わるとそれ以上にタスクが増えます。

こういった脳の活性化が脳の普段使ってなかった部分を刺激して、鬱、自閉症、認知症等の改善に繋がるそうです。

卓球にはこのように健康に対してとても良い影響があることが分かりますが、なぜただの卓球愛好家である僕があえてこの資格を取ろうと思ったかについて説明させていただきます。

他の記事にも書いてますが僕はもともとあまり健康な方ではなく、心身を病んでいた時期もありました。

その時に健康や病気について色々と勉強しましたし、色んな病院にも行きましたがあまり改善することはありませんでした。

僕が救われたのは卓球があったからでした。

卓球療法という概念を知った時に、自分の得意な卓球で、僕自身が卓球をすることで救われたように、卓球を通じて誰かの健康に役立つことができればそれは何より嬉しいことだと思いました。

実際に講習を受けて感じたのは大事なポイントは楽しいと感じること上手くできたと感じることです。これは卓球療法だけではなく競技としてやっていく上でも、指導を行う上でも重要なポイントだなと感じました。

その為には、目標のハードルはどれだけ低くても良いですし、どれだけ自分に甘くても良いそうです。

それよりも大切なのは目標を達成したことによって「上手くできた」と感じることで「楽しい」と思えることなんですよね。

卓球療法の資格を取得し、競技だけではない卓球の奥深さや可能性を知ることができ卓球はやはり素晴らしいスポーツなんだと改めて認識することができました。

卓球を通じて誰かの役に立てるようにこれからも頑張っていきたいです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました(^^)


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