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縁の下の力(チカラ)ってなに?

あなたのスキルは?(この会社に貢献できることは何ですか?)と聞かれるのがとても苦手です。考えれば考えるほど何も出てこず凹みます。もう40代半ばです。恐らく今、面接で同じ質問をされても「特にありません(キリッ!)」と答えてしまうでしょう。

専門的なスキルも無ければ、40代半ばの大手の中間管理職なら誰でももっていそうなマネージメントスキルもない。もちろんNo1営業マンでもない。現在の会社で5社目になるので、それなりに転職経験がありますが、後半の3社は面接をしていないので改めてここで自分の武器ってなんだろうと振り返ってみます。

■縁の下の力持ち

結論からいうとそれぞれの会社での自分の役割を、業務的にもポジション的にも考えた時にこの言葉が当てはまりました。私が面接官として面接した時も応募された方からよくこのフレーズを聞きました。職種的にしょうがないのですが、あまりによく聞くフレーズになっているので、本当はこの言葉があまり好きではありません。職種を明かしていないので分かりづらくてすみません・・・。

■そもそも縁の下って・・・?

言葉の本来の意味は家を支える部分を指しています。会社に置き換えれば会社を支える役割的な意味でしょうか。でも、よく考えてみたら営業や広報なども会社を支えているわけで、職種的にはすべてが当てはまると思っています。

ではなぜ私はこの言葉が当てはまると思ったのでしょうか?それは文字通り縁の下で"ひたすら”支えている役割を担ってきたと思ったからです。自分の中ではあまり意識してこなかったのですが、”ひたすら”ってなかなかヤバい言葉です。文句も言わずにもくもくとやっているイメージが浮かびそうですが、場合によっては相手が社長であっても意見を言いますし、仕事中、寝てしまうこともありますw

そして、私自身もう一つ当てはまりそうな言葉があるとすると「究極の受け身」でしょうか。もちろん職種的には能動的に行っている業務も存在しているのですが、それとは別に仕事のお願いをされることが多かったなと振り返ってみて感じています。

そして、ここが一番大事だと感じていますが、すべての仕事の依頼は役職、職種、内部・外部に関係なくこれまで200%で結果を返すことを意識してきました。もちろんスピードも意識して。相手がどんな気持ちで自分に仕事を依頼してきてくれたのかを感じとって、全力で結果を出す。徹夜しようが、休日出勤しようが関係なく、とにかく全力で。「社畜」という言葉が存在していますが、嫌な気持ちでやってきたという思いは一切ありません(一切というのはウソですが、嫌な顔は見せず)。それなりに遊んだりもしているので別に仕事しかしていないという訳でもありません。

結果的に自分の時間を使ったとは思いますが、こういう仕事への取り組み方をしてきたからこそいろんな経験ができ、誰からも分かりやすい武器を持っていなくても、今の自分が存在しているのだと思っています。

ここで最初に書いた文面に戻るのですが、職種に関係なく色んなことをやってきたので、いったい今まで自分自身が何をしてきたのかが分からなくなっているのかもしれません。「縁の下の力持ち」や「究極の受け身」という言葉を出してきましたが、自分自身は現状に満足しているわけではないので、40代半ばではありますが、もっともっと新しいことにチャレンジしていこうと企んでいます。

せっかくnoteを始めたので、これから何をしようと考えているかも少しずつ書いていけたらいいなと思っています。

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