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ものぐさ太郎演劇日記〜singing dog「ボイドタイム」

早稲田での凱旋公演も終わり、穏やかな日常に戻るかと思いきや、ツアー前にお声をかけていただいた舞台の稽古に入りました。

サンモールスタジオプロデュース「トワイライト1」というオムニバス公演のうちの一本「ボイドタイム」です。以前同じサンモールスタジオで「Drunk」という舞台に出たご縁で、今回脚本だけでなく初演出をする岡本麻理さんにお誘いいただいたのでした。ワタクシの座右の銘は

「呼ばれるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」

なので、もうスケジュールがっ!とか帰国してすぐだし……とかセリフ覚えられんのかお前っ!とかーーほんの少しだけ悩んで、出演を決めました。もろもろ細かい打ち合わせはツアー中もLINEでやり取りしまして、なんか初めて感じる売れっ子感に浸りながらのアメリカツアーを終えて、早稲田での凱旋公演も大盛況のうちに終わり、いよいよ稽古場へ。今回はオムニバスのうちの一本ということで、40分という短めな話ということもあって出演者は全部で5人。

向かって左から、青澤さん、吉田さん、山下さん、ワタクシ、坂口さん。

山下さん以外は初めまして、でした。といっても、吉田さんはsinging dog「ブラックアウト」に出てらっしゃって拝見していますし、坂口さんは尾米タケル之一座のメンバーで今は亡き下北沢リバティーという劇場でのコント公演で拝見していたのでした。

今回はサンモールスタジオの企画公演ということで、直前の集中稽古を劇場でやれるという素晴らしい稽古環境でした。ありがたいことです。

しかしーーさすがに凱旋公演が終わってホッとしたのか、稽古に入った途端に咳が止まらなくなり、鼻水もドバドバ出てしまいまして、これはーーコロナとかインフルだったらどうしよう……と早速発熱外来で検査してもらいました。さいわい、そのどちらでもなかったものの、もらった薬があまり効かず、別の病院(耳鼻咽喉科)に行って抗生物質をたんまりだしてもらいました。これは効きました!ただ、仕事は休めなかったので、ゲネのときまで咳が残ってしまい、皆様にはご迷惑をおかけしました。

また、今回はオリジナルグッズとしてTシャツを販売していまして、

ウルトラ味というか、円谷味がある書体。

途中から終演後に売り子になったりして最終日に完売したのが地味に嬉しかったです。他のチームの皆様もみな何れ劣らぬ芝居巧者の方々ばかりで、大変刺激を受けました。いやー、大変じゃなかったとはいいませんが、参加させていただいて本当によかったです。これからはしばらく活弁尽くしの日々が続きますが、舞台はやはり面白いですねえ。

チラシ(表)
チラシ(裏)

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