見出し画像

2024年1月第3週「傷の具合を入念に確かめる」

同じグループの先輩がCovid19に感染し、いつもより効率よく労働に勤しんだ気がする一週間。
今週の大きなトピックスは3つ。

まず、ピラティス教室の初回体験に参加したこと。
宅トレが趣味の母に勧められたYOUTUBEチャンネル「ブスの美ボディメイク」を(なんだかきちんとした理論に基づいてそう…)というふんわりした好印象を抱きつつ実践していた。ときどき。
へーこれがピラティス。ピラティスっていいかも? あ、近所でやってるんだ。ちょっと遅い時間だけど、フレックスで遅上がりにしたらちょうどよさそう!――みたいな流れでお試し1回目。
教室の先生は2、30代の男性。ふだんは理学療法士として働いているらしい。公営なのでお世辞にも立派な設備とはいえないが、とにかくリーズナブルなので文句はない。
毎週通うことにした。ピラティスは、ピラティスさんが始めたそうだ。

ふたつめは、元夫に会ったこと。
大事にしていたポン・デ・ライオンのぬいぐるみを譲ってもらおうと思いたち、私から連絡を取った。そばを奢らせ、自転車に空気を入れさせ、ぬいぐるみを譲らせた。私が、何をしてもらっても罪悪感を覚えない唯一の人間だ。ありがとうくらいは言う。
若くみえる人だと思っていたが、少し太ったらしく年相応になった。30代の間はくやしいくらい肥満とは無縁だったのになぁ。まあ、元気そうで安心した。前向きに楽しく健康的に生きてほしい。

みっつめは、バスケットボールの試合を観戦したこと。
広島ドラゴンフライズvsサンロッカーズ渋谷。
先日まで交際していた元恋人を誘っていたが、毎年一緒に野球観戦している友人に事情を話して代打を務めていただいた。失恋の愚痴まで聞いてもらい、来月泊まりに来てもらう約束まで取り付け、彼女には頭が上がらない。しかもスポーツ全般に造詣が深いのでいろいろと教えてもらった。
バスケ、何かあるとルールが画面に表示されるので初心者に優しい。また、時間が決まっていることと、屋内なのも助かる。
何より、面白かった。生で見るアリウープの迫力よ!65-71。惜しい敗戦だった。

で、失恋の経過だが、傷は時間とともに癒え、LINEやカメラロールを見返せるようになった。
しかし、一緒に行くはずだったイベントなんてものがあれば当然じくじくと膿み出すわけで、別れて約2週間、はじめて連絡を取ってしまった。まあ、常識の範囲内のやりとりができたと思う。
先週泊ってくれた友人の過去に倣い、あえて立ち直ろうとはせず、その都度、医者にでも見せるつもりで傷の具合を入念に確かめている。
もう痛みはない?はい。思ったより早くおさまりました。おお、経過はいいですよ。うーん、ただ、傷が完全に消えるにはもう少し掛かりそうですね。ですよねー、わかってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?