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「天使な小生意気」全20巻読了。

「天こな」大好きなんですよ。
定期的に読みたくなる。
今回のきっかけは「かぐや様は告らせたい」の公式ファンブックで西森博之先生と赤坂アカ先生が対談されていたから。

というわけで、読み返したら止まらない止まらない。
18巻以降なんて3回ずつ読んでしまった。 (その後も何度も読んでる)
めぐは可愛いし、源造は男だし、藤木も小林も安田もみんな好き。もちろん美木ちゃんも。
この可愛さカッコよさはどこから来るのかな?とつい読み返してしまう。
たぶんnoteに続きます。というわけで、noteに続きました。

まず伏線がどこから貼られているのかな?と思いながら読むのが楽しい。
河童のエピソードがどこに繋がるのかいつだって確かめたい。
小林が「強くなって良かった」と立つところなんて、何度も読み直したい。彼の静かな決意がすごい。
源造や小林、藤木、安田の男らしさってそれぞれ違うんですよね。

そして、めぐはいつから気持ちが変化したのかな?と考えながら読むのが好き。
男らしさ、女らしさという目に見えなくて、しかも「らしさ」という曖昧なものに答えをつけようとするところがたまらなく好き。
もちろん明言はしないし明確な答えの提示はないのだけれど、漫画ならではの表現でちりばめられている。それを文章化しようとして何度も読み返してしまう。

というわけで、相変わらずまとまらないんですが、「天使な小生意気」はいいぞ!
20年以上前の漫画ですが全く古びていません。
電書版は、愛蔵版(多分もう絶版)にのみ収録されていた特別編の後日談の短編2編が収録されています。これをもってきれいに完結します。


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