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「お茶にごす」全11巻読了。

悪魔と恐れられるまークンが茶道と出会い、優しさを身につけていく話。
なんじゃそらって感じですがそこはさすがの西森博之。
配役とエピソードの妙で読ませる読ませる。

優しさってなんなのか、目には見えないものを説明することは困難なのにさらりと見せてくれます。

初読の時は「アジシオのキャップ」で泣くほど笑いました。
完璧イケメンもギャグ要員にするとは恐るべしですが、おそらく真面目にすればするほどおかしいラインを完璧に把握しているのだろうなあと思います。

最終回は漫画ならではの表現に溢れていて、何度でも読んでしまいます。
部長の笑顔のところの喫茶店の「open」の札など。痺れますね。

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