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#わたしのパブコメ(皆さんが提出した意見)

広島県のパブリックコメント募集、最終日となりました。
「間に合うなら書いてみようかな」という方も、
「もう書いたよ!」という方いらっしゃると思います。

1度送ったパブリックコメントは、お互いになかなか見ることができません。キャンペーンメンバーに「こんな風に書いて送ったよ!」という方がいらっしゃったので、ぜひ読んでみてください。

旧被服支廠の活用について:
平和のために行動・参加する空間として活用する。シンボルとして平和の木を育てるプロジェクト(「つくる・つながる・つづける」を具体化する)。広島県の間伐材から10cm立方体を準備しておき、入館者が自分の手で積み上げて平和の木を育む(一人1個のみと限定。1個500円以上のカンパ)。ガウディのサグラダファミリアのように、時間をかけて育てるが、成長していく様子をネットで紹介し、世界の人々と共有する。

アーティストに創作空間を提供(広島市立現代美術館と重ならないこと)、作品をアーティストと参加者がコラボで制作など。

SDGSを進めるための未来住居空間づり。              建物の強度改修は公的資金で、コンテンツはできれば、世界中の人々からのカンパ基金で運営。世界中の人々、特に若い人が平和に向かっての行動を促すようなコンテンツにする。参加型のコンテンツとすることで、広島に長期滞在することを目指す。
ー呉市在住 Kさんより

1)旧被服支廠は、全棟を保存する。
2)周辺住民の安全確保と耐震性確保の工事は、市井の専門家たちも含めて、適切な協議の上、適正な予算で行う。
3)旧被服支廠は、その場所のみならず、比治山(市の平和の丘構想とも関連)・旧宇品線沿線が示す広島・日本の近現代史を如実に語れる稀少な歴史的価値を有する非常に重要な遺構である。
4)海外でも最近特に事例が見られるように、一見ネガティブな歴史的遺構を外観と必要な内部を適切に保存した上で、新しいまちの資源として、下記の活用を提案する。
これについて、被服支廠の内部を次のようにゾーン活用し、お互いに往来可能な総合的な、価値創出の施設として活用できる。これにより、現在のアクセスの不便さ、一棟のみ残してミュージアムにした場合も集客が少ないと予想される問題を克服できる。
4-1)旧被服支廠内部の一部(被爆建物としてのみではなく、広島・日本の近現代の歴史、特に戦争の全体像について市民が展示を考え、市民参加により展示内容を決められるミュージアムとして活用する。特に外観から被爆の傷跡が目立つ3号棟が適しているか?
4-2)国内のみでなく、海外からもさらにインバウンド増加となるので、めいぶるーぷバスの停留所、ピースサイクル利用地点としての整備、宇品港からの上陸などのアクセス整備を検討する。その際、4-4項の平和の丘構想に関連する比治山との事業連携も可能性あり。
今まで、長年、広島市内近隣の観光は、原爆ドーム・平和記念公園・宮島にほぼ目的地が限定され、広島を訪れる観光客の滞在日数も短かったが、この膠着した状況が改善される。
4-3)峠三吉の詩の『倉庫の記録』などにも描かれた被服支廠。原爆文学・広島文学のミュージアムもこの中に収容でき、この屋内外でその朗読会やそれらを題材とした演劇および演劇教育活動にスペース活用もできる。この使用期間の各時代の空気をそのまま封じ込めたような稀有の場所ならではのインスピレーションにより、新しい体験型の平和の学びのワークショップ・イベントや、国際会議場等では足りないフォーラム会場などに使うことができる。このインスピレーションはまた、次の項目にも大いに及ぶ。
4-4)この空間を利用した「アーティスト・イン・レジデンス」を企画することで、広島の新しいアートの創造の拠点となれる。この巨大空間は、新たなアーティスト/芸術家の美術制作あるいは内外に発信できる展覧会の会場にも活用できる。これは、広島市の比治山周辺の「平和の丘」構想とも連携して、開発が可能であり、まさに「インスタ映え」する場所としても、様々な文化発信の拠点となり得る。
4-5)3棟中、1棟を外観を保存した上で、屋内駐車場にするか、または他に駐車スペースを確保する必要がある。しかし、自動車も最新技術により、どんどん変わっているので、この点は従来の条件に縛られない新技術採用等も必要になってくるかもしれない。
4-6)海外では、このような歴史的な遺構を外観保存し、内部のオリジナルな雰囲気を保存した上で、起業家またはこれから起業しようとするクリエイターたち、ものづくり学校のラボ、交流の場、歴史と文化のツアーの場所として積極的に活用されている。
5)このような多くの分野で人が総合的に集まる場として利用することにより、全棟と屋内外の唯一無二広島に残された巨大空間が最大限に活かされ、そして比治山~宇品を含めて、これからのまちづくりと人づくり(つまり未来の広島県づくり、そしてそれを越えた新しい価値と資産の創出)に大きく貢献できる。
そして、そのための智慧を皆が持っていると信じている。
愛する広島県の未来のために、是非再考をお願いしたい。
(周辺住民の方々から夜間のライトアップ、防草シートで今は覆土され荒涼感が漂う外見をなんとか、せめて花植えだけでも、というご意見もうかがった。安全確認後、このようなニーズへの配慮も必要。)
ー広島市中区在住 Jさんより

みなさんも、自分の送った内容について、よければ #被服支廠 #わたしのパブコメ とハッシュタグをつけてSNSに投稿してみてください。

パブコメ期間は今日で終わりますが、被服支廠にまつわる議論は今回をきっかけに始まったばかり。これから議論を深めていく上での大事なヒントが、たくさん集まりますように!

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