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『Pride指標2022』で『ゴールド認証』を取得しました

work with Pride 2022 カンファレンスに参加してきました

昨日、経団連会館にて開催された、work with Pride 2022 カンファレンスに出席してきました。カンファレンスでは様々なプログラムが用意されており、全国の企業の様々な取り組みの事例紹介などもあって、学び多き時間となりました。

りゅうちぇるさんの基調講演

今回、カンファレンスの中で発表があった『Pride指標 2022』に於いて、弊社は「ゴールド認証」を取得しました。

ゴールド認証の取得は、北陸の宿泊施設としては初となり、石川県内の企業としても初の受賞となります。スタッフみんなの尽力はもちろん、たくさんの人のご支援や協力の元で実現した今回の受賞はとても感慨深いものとなりました。

ここからすこし長くなりますが、受賞に至るまでに知った様々なこと、それらを金沢の現在の状況に照らし合わせて感じたことを書いてみます。

金沢へ流入する観光人口における当事者の数


電通の2018年の調査結果では、全人口を占めるLGBTQ+層は8.9%となっています。これは左利きの人やAB型の人と同じぐらいの割合と言われています。

アメリカのZ世代(10〜30歳)では驚愕の21%という記事を目にしました。

8%や21%という数字はとても衝撃的で、思わず自分の置かれている状況に当てはめて考えてしまいました。

金沢の、とある側面を切り取った話になりますが、金沢市は新幹線の開通と同時に観光客が増え続け、2018年には1068万人を記録しました。https://www4.city.kanazawa.lg.jp/material/files/group/32/honpen.pdf
これに当てはめると、8%換算で85万人、21%換算で224万人の当事者の方が金沢を訪れている計算になります。

コロナで一旦は落ち込んだものの、間も無くこのトラフィックは回復し、将来的には遥かに上回っていくことが予想されます。

僕は金沢のD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)が、今よりもっと深く浸透する未来に向けて、自らの活動や事業を通じて出来ることに取り組もうと考えています。企業としてしっかりとD&Iに向き合うことは、このマーケットに対応できる企業になることと同義だと考えています。

プライド指標への取り組みを通じて、非常に良かったと感じていることは、一緒に学んだスタッフから、これまでになかった意見や新しいアイデアが出るようになったことです。経営サイドの意識改革はもちろん大切だと思いますが、お客様とのコミュニケーションが生じる現場の最前線の取り組みは更に重要だと考えているので、これから取り組む企業の方にはスタッフと一緒になって取り組むことをオススメします。

1回目の社内勉強会の様子


最後になりますが、来年度も実施される『Pride指標』に取り組む企業が、一社でも多く金沢から出て、金沢がもっとダイバーシティー&インクルージョンな街になることを願っています。


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