大日月地神示考察-7【「お」の巻】
2006年6月10日 天の日月の神 記す。
2023年3月26日更新
「い」の巻では、スサナルの大神様は、地の大神様であり、世の元からの生き神様であるぞ、と示されている。
ウシトラの金神様、スサナルの大神様ともに、地球そのものをつかさどる神様なのだろうか。
とあり、四つ足=動物を食べることについても示されている。人が食べるものは草木であって、動物は仲間だから食べてはいけないと何度か神示に示されている。
この記事を書く前日に、もののけ姫がテレビでノーカット放映された。
自然と人の共生がデーマの映画であり、出てくる神々とは、まさに地の大神様の一部なのだろうなぁと思いながら観た。
大日月地神示では、地に対する感謝、地を汚してきたことを詫びること、地そのものが神であることを繰り返し示されている。
その他にも、大日月地神示とは全く関わりのないが、菊水千鳳という方がウシトラの金神と言われる存在からメッセージがブログで掲載されていたので紹介してみたい。
艮(うしとら)の神=鬼門の神様から今を生きる我々へのメッセージ
こういった霊媒の方々に降りてくるメッセージの正体はよくわからないが、この様なメッセージを様々な形でみるにつけて、多くのチャンネルを通じて人類に対してメッセージを送っているのかも知れないと思う。
ところが、そんな人類に対してジレンマのような言葉がある。
人類は神様に対して親不孝者であると考えると申し訳なくなる。だから神人さんを通して縁のあるものを引き寄せるということなのだが、
と、宗教は無くすと示されている。神様に縁のあるものから引き寄せるが、宗教団体では世は救えないということなのだろう。
今は空前のスピリチュアルブームであると言って良いのではないか。と同時に、宗教などの固有の団体にぶら下がることに対してはネガティブに考える人が比例的に増えているように思う。
それは「誰か」の真実を知りたいのではなく、すべてを超越した世の中の真実を知りたいと、人々は求めているからではないだろうか。
世の中には、見る方向によって見え方は中身は違っていても、両方とも真実であることは無数にある。
色々発信される情報、それ一つ一つに価値があるとして、それぞれがすべて真実の一面を語っているとすれば、全てに何かの意味があるともとらえられないだろうか。だからこそ「特定の誰かが」言っている言葉だけを信じることに対して危険性を感じる。
「天地創造された神」とされる存在からの神示というのは他にもいくつもある。確かに、元は同じような神様からの啓示というのはあるだろうと思うが、同じ神様とは限らないし、啓示を下した存在がどんな存在かは分からない。「元は一つ」ではないのだから、それに異を唱える人がいて当然であり、100人いれば100人の真実がある。
当たり前のようだが、人類は長い間争うことが染みついているので、意識して発想の転換を行う必要があるのではないかと思う。
という神示の意味はよく分からない。将来的に神が認めた王となる存在が世の中を収めるという事なのだろうか。太古のように神と共に祭事・政事(まつりごと)を行うような時代が来るということかもしれない。どのような存在がそういう役割を担うのだろうか。
人類が求めてきたものの仕組みは悪神の仕組みであり、それを求めれば求めるほど苦しくなる。生きている上で、自分が求めれば求めるほど苦しくなることがないだろうか。あればそれはもしかしたら「悪の作りた仕組み」かもしれない。
「価値があるもの」「良いこと」だと思っていることが、本当に自分の魂が望んでいるものなのか、どこかで苦しんでいないか、一度自分を見直してもいいかもしれない。自分にとっても非常に実感がわく神示の一文だった。
自分が「善だ、正しいんだ、これ以上のものはないんだ」と思い込んでいる事に対して発想の転換ができたとき、例えていうならば、45度ぐらいしかなかった視界が、一気に180度ぐらいに広がるような、目から鱗が落ちる要な経験をしたことがある。
今となっては、こういう経験があるからこそ、この一文についての理解がある。だから、過去のガティブな経験であっても、ありがたいと思える。
現代人の生活、衣食住、交通、通信、全てにおいて、悪神の仕組みがあると示されている。この世を変えさせるために、悪に隠してある仕組みという言葉は確かに秘め事のような深い言葉だと思う。
そう考えると、もう少し人類は、潰れるところまで行きつかないと変わることは出来ないのかもしれないぐらい、人々の意識は悪魔に洗脳されきっていないだろうか。
つまり人類を目覚めさせるために、悪が働いて下さっている。
あくまでも選ぶ自由は与えられているが、選んだ結果は因果応報ということであり、それによって学べよ、という事なのだろう。
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