エブリヂェンジ

タイトルは造語です。「毎日変わる」でエブリヂェンジ。ほんと単純なタイトルですが思いついたときはめちゃ気に入ってました。

この作品が完成したのは2011年。「毎日、姿・形が変わる男がある女の子に一目惚れをした」っていう話です。この構想は前々からあったのですが、あっただけで書きだすまで、けっこう時間がかかった作品です。

当時はパソコンも持ってなかったので台本を書くときはノートに書いて、それを携帯(ガラケー)に修正しながら打ち込むという作業を延々、ファミレスでしてました。今、思えば、作業工程だけでもかなりの手間。パソコンで打ったほうがちゃちゃちゃ～って進む進む。でも、まぁ、その頃はそういう手間がかかることが楽しくて楽しくて仕方なかったんでしょうね。このやり方を2015年くらいまでやってたな。

当時は演出が渡邉さんだったので、いつも台本が出来たら真っ先に作品を見せてました。それでOKか没かを決めてもらってました。そして、いつもOKもらった作品を脚色してもらってました。この「エブリヂェンジ」もそうです。渡邉さんが頑張って８割方書きかえたことで、今までの劇団ヒロシ軍の作品にないダークミステリーな作品になりました。あと出演者が多いです。毎日、姿・形が変わる主人公役だけでも７人います。

旗揚げから、ずっとホームレス役をやっていた僕ですが、この「エブリヂェンジ」でもホームレス役です。ほんとにホームレスが好きなんだなぁと。

良かったら、観てくださいな。