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迎賓館 赤坂離宮

 コロナ禍の結果、外国からの賓客が来なくなり、迎賓館、赤坂離宮がほぼ通年で一般参観を受け付けるようになった。おそらくは密を避けるため、広報は控えめ。迎賓館のサイトは参観できるかどうか(その方法も含め)大変分かりにくいが、これはわざと分かりにくくして人々が押し寄せることを防ぐ高等戦術だとも思える。
 アクセスだが、四谷駅を降りて、迎賓館西口を探す。徒歩5分。さてこの建物は明治42年(1909年)に東宮御所として完成したもの(建設開始は明治32年1899年)。ネオバロック様式の西洋風宮殿建築。本館の建設総指揮は片山東熊(1854-1917)。しかしほどなく大正3年1914年に赤坂離宮とされたので東宮御所であった期間は短い。
 第二次大戦後は、国立国会図書館、裁判官弾劾裁判所、東京オリンピック組織委員会などが置かれた。そして昭和43年1968年からの昭和の大改修を経て昭和49年1974年から迎賓館として使用されるようになった。平成18年2006年から平成の大改修をさらに経て(平成20年2008年まで)、平成21年2009年には明治以降の建造物としては初めて国宝に指定された。
 アクセス 地下鉄四谷駅から徒歩5分。迎賓館西口にて受付。
      

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