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陳雲 動乱に反対する 1989/05 1990/05

第一部分是陳雲同志在中共中央顧問委員會常務委員會議上的講話要點。第二部分是陳雲同志寫給中顧委各同志一封信的節錄。《陳雲文選第三卷》人民出版社1995年pp.368-369 
陳雲に関するファイル  陳雲について(福光論文) 鳥籠理論(福光)

(1989年5月26日)
 動乱に反対する問題に関して、私は2点意見を述べたい。
 第一に現在は、大事な(關鍵)時期(時刻)であり、後退はできない。もし後退すれば、2000万の革命烈士の命と引き換えに得た社会主義の中華人民共和国は、資本主義の共和国に変質するだろう。
 第二に我々老同志としては、現在、鄧小平同志を核心とする中国共産党を堅く支持しなければならない(要堅決擁護)。(また)李鵬同志が中共中央政治局常務委員会を代表して、首都党政軍幹部大会上行った講話を堅く支持する。同時に幹部と大衆の工作を自ら(主動地)行う必要がある。

(1990年5月25日)
 党員の登録作業では、登録はしばらくゆっくりで良い。ただし政治問題を経済問題、作風問題と分けるべきだ。政治問題の処理はとりわけ慎重であるべきだ。もし自己批判が終わったなら(もちろん口頭あるいは書面で、本人が現在誤りを認識する程度を表している)、これは記録して終わりとし(記録在案了)、捕まえて放免しない(扭住不放)とする必要はない。捕まえて放免しないのは我々の党の良い作風ではない。この方面で我々の党は重大な(深刻的)歴史教訓を持っている。
 1989年のこの風波は、建国以来発生したことがなかった非常に複雑な政治事件であり、また我が党の特定歴史条件のもとでの特殊な政治闘争であった。当時中央常任委員会には二種類の異なる意見(声音)があり、加えて中央のいくつかの新聞は誤った宣伝を行い、中央と地方の多くの指導同志がみな真実の情況を理解していなかった。それゆえに私は、この政治闘争に対して、正しい党内闘争方針により処理するべきことを主張する。すなわち、全局的観点に立ち、党の最高利益にそって、長期的利益に立脚して処理するべきである。誤りを犯した同志の審査については、事実に即する(実事求是)べきである。もちろん、法に違反するものは、法により処罰される。
 我が党の歴史上、七大(第七回党大会)の時、何人かの誤りを犯した同志はなお中央委員会に選出された。李立三同志はまさにその一人である。去年我々は趙紫陽同志を党内のすべての職務から解任したが、しかし彼の党籍を除いていない。胡啓立同志は依然、中央委員にとどまっている。私はこのようにしたのはとても良いことであり、安定団結に役立ち(有利)、絶対多数の人の教育と団結に役立つと考える。中国は現在人口十一億の社会主義大国であり、動乱があってはならない(動乱不得)。

#陳雲 #趙紫陽 #六四事件

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