分税制 中国経済用語
中国の分税制(フェンシュイツー)改革(1994年)は、中央と地方の間で税を区分し、地方の収入源として大きかった付加価値税(増値税)を主として中央の収入とした。背景には地方政府による課税上の乱脈があったとされる。結果としてこの改革により課税権限の多くを中央に取られて、税収を抑えられた地方政府は、土地を徴用して民間に使用権を譲渡することを繰り返すこと(⇒徴用による住民との対立、しかしプラス面としては工場団地や都市の開発・再開発の促進)になったとされている。以下の引用は、中央と地