マガジンのカバー画像

趙紫陽(1919-2005)

54
運営しているクリエイター

#民主

方励之 民主不是賜予的 1986/12/04

方励之 民主不是賜予的 1986年12月4日 在科大民主選舉大會上演説 載<方励之文集第二卷>pp.309-311 p.311 (前略)この問題について私は皆さんに話しに来る義務があると考えました(歓声。拍手)。しかしこの場合、弁論の道徳を守るべきです。相手方がおらず私だけが話し、その中で妥当でない紹介をしているなら、相手方もまた弁論すべきです。それゆえ、私は適切なら必ず(補語 相手方も)話に来るべきであると。しかしこのような(補語 相手方の)弁論が無い場合、私はただ自身の

趙紫陽 民主政治は必ず始まる 1993/12/14

宗鳳鳴《趙紫陽軟禁中的談話》開放出版社,2007年,120-121 1993年12月14日    趙紫陽(チャオ・ツーヤン 1919-2005)は考える。「中国で過去、マルクスレーニン主義を導入(引進)したのは必ずしも社会主義を実現するためではない。「中華復興」「国家民族の危機を救う(救亡圖存)」のためだった。のちにソ連のこの高度集中体制を導入したのは、まず重工業の発展に力を集中し、軍事工業をおこすためで、富国強民のためであり、社会主義を実現するためではなかった。毛主席が中

趙紫陽 民主の発揚と創見性 2000/08/06

杜導正《杜導正日記  趙紫陽還説過什麽》天地,2010,pp.162-164,esp.164 2000年8月6日(日曜日)・・・ 趙紫陽「中国は反封建をしなければならないし、政治改革をしなければならない。一つの民主政治国家を建設せねばならない。この目標について、多くの人の見方は同一であって、分岐はない。問題は如何にこの目標に到達するか。こちらからあちらへ、この道をいかに歩むか。」 「この道を歩まないわけにはゆかない。(すでに)台湾は歩んだ。そしてかなり成功した。韓国も歩んだ

杜潤生「民主の次第の建設」2008/06

「杜潤生文集(1980-2008)」山西経済出版社2008年、より「経済発展的幾項取向(2008年6月3日)」pp.1470-1472, esp.1472  (杜潤生「有関経済発展的几項新取向」 2008年9月(「杜潤生改革論集」中国発展出版社、2008所収)から底本を切り替えた。)(写真は心光寺の石仏。碑文は寶永元年1704年と読める)  市場経済が進む中でわが国の政治体制改革が経済改革に比して遅れることは、衣食住が解決された社会(温飽社会)から全面小康社会に向かう過渡に