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円建てS&P500史上最高値を更新。バイアンドホールドの難しさ

令和4年3月28日

本日、円建てのS&P500が史上最高値を更新しました。

円建てというのは

株価×為替

ですので、日本人がS&P500に投資した時のリターンとなります。

それが最高値ということは、S&P500に投資した日本人は保有し続けていれば誰も損をしていないことになります。

本日の取引は15時に終了しましたが、その後に為替が2円以上円安(一時125円までいきました)になっていますので、明日はここから更に大きく上昇する可能性が高いです。

コロナで世界のGDPが急激に減ったり、ロシアがウクライナに侵攻したりして相場が暴落してもただ持っていれば利益が出ているんです。

売り買いするために相場をずっとみてなくてもいいですし、タイミングなんか考えずいつ買っても良かったんです。

ただ買って持ってるだけなんて簡単なんだろう、と投資をしたことない人は思うはずです。しかしそれができるかと言うとほとんどの人ができないんです。

なぜか。売りたくなるからです。

YouTubeで投資系の動画を見れば、コロナやウクライナ問題の後、『S&P500売りました』という動画がいっぱいアップされました。

相場が上がっている時は『長期投資だ』『永久保有だ』と思えても下がりはじめると本当に売りたくなるこの気持ちは体験した人にしかわからないと思います。

「売っても、上がりそうならまた買えばいいじゃん」

と思うかもしれません。しかしそれもできないんです。

なぜか。自分が安く売ったものを、売った値段より高く買い戻すには抵抗があるからです。

投資の勉強を少しでもしたことがある人なら、S&P500は常に右肩上がりなのだからバイアンドホールドでいいと書いた本の一つや二つは目にしたことがあると思います。

株式投資の未来、ウォール街のランダムウォーカー、敗者のゲームなどが有名ですね。

『世の中で唯一の戦いは、自分の不安との戦いである』

実質GDPが拡大していること、基軸通貨を持っていることなどから、米国株のインデックスはバイアンドホールドしていればきちんと利益が出ます。

貴方が不安に負けることなく、保有し続けられることを祈っています。私も保有し続けたいと思っています。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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