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憲法9条はGHQのために作られたもので、日本人のために作られたのではない。
5月3日は憲法記念日でした。日本人が誤解していることの一つに
日本国憲法は日本人のために作られた
というのがあります。ですが、そんな事はない事くらい少し考えれば誰でもわかります。何故なら
日本国憲法は日本が米国に占領されていた1946年に、米国人の手によって作られたから
です。当時の米国にしてみれば日本は憎むべき敵国です。真珠湾を騙し討ちし(米国の立場では)、同胞を数多く殺した悪い国です。
しかも黄色人種です。
米国は戦後18年経った1963年になっても、キング牧師が『I have a dream』で初まる人種差別撤廃を訴える演説をするくらい人種差別がひどい国です。
そもそも大東亜戦争終戦当時、白人は黄色人種を人間とは見ていませんでした。
今は使われなくなった言葉に『白色帝国』という言葉があったくらいです。
1955年から始まったベトナム戦争も、フランスがベトナムをもう一度植民地支配しようとした事から始まりました。
1955年と言えば、翌56年に日本の経済白書に『もはや、戦後ではない』と書かれるくらいの時です。
その時期にフランスはベトナムをもう一度植民地にしようとしていました。そしてベトナム人に抵抗されると共産化ドミノを防ぐという目的もありましたが、米国もそれを支持しました。
ちなみに当時の植民地支配というのは、日本人が朝鮮や台湾で行ったものとはまったく違います(良い悪いではなくて違う)。
人権なんて認めず、現地人を言葉通り奴隷として、家畜として扱う支配のことです。有色人種を人間ではなく家畜と同じだと考えていたわけです。
戦後しばらく経ってもそんな感覚なのであれば、終戦直後の、ついこの間までお互い殺し合っていた日本に対する米国の感情が想像できると思います。
その米国が日本をこれから占領するために作ったのが日本国憲法なんです。
天皇制を残したのも米国の占領に有利だからです。
マッカーサーが昭和天皇のお人柄に関心したからだという話もあります。もちろんそれもあったでしょう。
でも、そうであったとしても占領に邪魔であれば天皇制を廃止していたと思います。
とにかく米国にとって有用かどうかだけなんです。
さて、そう言った意味で憲法9条を見てみましょう。
これは日本が2度と米国に歯向かうことがないように作った憲法です。
米国は原爆を2発日本に落としました。次に日本と戦争したら日本は米国に原爆を落とすに違いないと思う中で作られた憲法です。
だから軍事的にも経済的にも2度と立ち上がるな、という憲法なんです。
よく9条の議論になると、
日本が攻められたらどうするのか?というのがありますが、
日本が攻められた時のことなんか端から考えてないんです。
だから9条の議論になると誰も日本が攻められた時のことを答えられないんです。
さて、今の日本はウクライナ紛争を目の前で見せられても自国の防衛強化することもありません。
ドイツが国防費を倍にしようが、フィンランドのサンナ・マリン首相が訪日前に日本の日経新聞に対して、安保環境は『全て変わったんだ』と発言しようが、日本は何もしません。
何もしないでいる日本にお金を置いておくことがこれから地政学的リスクが高まる世の中でどれだけリスクがあることなのか。
最近の為替の円安は日本の終わりを織り込み始めた円安のように思います。
前のブログでも書きましたが、ウクライナ紛争は米国の代理戦争です。そしてこの戦争は米国が勝ちます。これは間違いないと思います。
その時米国の株やドルは今よりも硬くなっているでしょう。
現時点で米国投資は最も日本人に必要なことだと思います。
私はs&p500とNasdaq100のインデックスを毎月積み立てています。
このブログを読んでくださる方は私にとって大切な方です。
少しでも皆様のお役に立てればと思っています。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
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