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ラグビー解体新書-FB-

皆さん、こんばんは!

Hiroshi_Trainingです!

大好評解体新書、今回はFB編です!

FBは全体を俯瞰して、ラン、パス、キックを行う必要がある、総合的な能力が求められるポジションです。

そんなFBを今回纏めてみました!

それでは行ってみましょう!

スチュアート・ホッグ

スコットランド代表のFBで、シックスネーションズでも大活躍していました。

彼の良い所は

爆発的なスピード

です。

スピードに乗るまでの一歩がとても速く、そこからの加速もすごい。

そして走り方もかなり特徴的です。

すり足のような走り方ですね、脚が殆ど上がっていません。

ここで考えられる事は2つ

① 骨盤・股関節周りから脚にかけて確りと繋がっている

② インナーマッスル(腹横筋)の使い方がとても良い。

別の記事でインナーマッスルについて纏めますが、先ずはこちらで内容を確認してもらえればと思います。

次に行ってみましょう。

イズラエル・フォラウ

物凄いポテンシャルを持った選手でした。

残念ながらもう見る事は出来ませんが、彼のすごい所は

① 高身長であるにも関わらずステップがキレキレ

② 身のこなしがかなりしなやか

②はかなりざっくりとしてますが、彼がしなやかな理由はちゃんとしたものがあります。

スチュアート・ホッグにも共通する事ですが、お腹周りのインナーマッスルの使い方がとても上手い。上手いというよりは、自然と緊張を高める事が出来ている、と表現するのが適切かもしれません。

お腹周りの高め方を獲得するには、取り急ぎ腹式呼吸から始めたいところです。

フォラウは高身長である為、重心位置が非常に高く、結果前への推進力も高く、コンタクトでもかなりの強さを出す事が出来ます。

ロブ・カーニー

個人的にかなり好きな選手です。

彼の良さは、

目立たない所

です。(笑)

え、目立たないのが良いの?と思うかもしれません。

彼は目立たない所で非常に良い役割を果たす選手でした。

特にハイボールキャッチでの彼の強さは圧倒的でした。

ハイボールキャッチの重要な点は

① キャッチング時にボールの下に入れるようにする

② 相手を怖がらない

かと思います。特に②が難しい。

ボールをキャッチした後の相手からのプレッシャー(タックル等)等、怖いものしかありません。

それをカーニーは難なく行っていました。

めちゃくちゃ目立つわけでもないが、とても大事な役割を果たす、重要な選手ですね。

ハーフペニー

この選手もとても印象的な選手でした。

とても小柄ですが、果敢なタックル、ハイボールキャッチ、正確なゴールキックは見ものでした。

ハーフペニーで印象に残っている所は

ボールを両手で持つ事

でした。

当たり前ですが、これ中々出来ている選手がいません。

ボールを両手で持つと、相手はパスをするのか走るのか判断に迷いが生じます。

その迷いを生じさせることに因って、相手からのタックルをもろに受ける事が無くなります。

小柄な選手であるがゆえに、相手の判断を如何にしづらくさせるかはとても重要ですよね。

ミルス・ムリアイナ

個人的な趣味が入りますが、カラダの使い方は間違いなく一番上手な選手だと思います。

その爆発的なスピード、大きなストライドから繰り出すステップはとても魅力的な選手でした。

彼の骨格に注目してほしいのですが、かなり猫背(というより僧帽筋周りがめちゃくちゃ発達しているといった方が正しいですが。)の姿勢を形成しています。

彼のように上半身に重心を集める事が出来ると、重心の位置を高く持ってくることが出来ます

重心の位置が高い=速く走る事が出来る

という事です。脚が速いのには確り理由があったのですね!

ベン・スミス

最後に、ベン・スミスを紹介したいと思います。

彼の良い所は、全く持って目立たない所

え、目立たない事が良い事なの!?と思った貴方、そうなんです。

目立たないくらい、全てのプレーを卒なくこなせる選手です。

動画を見てもらうと分かりますが、大体トライ前の良い所に出てくるのは便スミスと言っても過言では無い。

それくらいチャンスメイクをするのがとても上手な選手だなあと思いました。

また、コンタクトスキルもかなり高いなと思います。

特に、相手をずらすスキルは誰よりもあるのではないでしょうか。

相手をずらすスキルは、次のアタックにスムーズなボール供給を行う点でとても大事なスキルだと思います。

是非ベン・スミスからその極意を学び取って下さい。

(ベンスミスをひたすら語る回があってもいい気がしてきました!)


最後まで読んで頂き有り難う御座いました!

是非何か参考になれば幸いです!

こんな事を記事にして欲しい!があれば投稿でコメントください!

有り難う御座いました!


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