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世界遺産モンレアーレ。その美しさにジジイ感動です。

Buongiorno! ヒロシでございます。とはいえ、いまは11月19日(日曜日)の午後6時。正確にはBuonaseraなんです。ジジイの旅も21日目。あす20日(月曜日)朝は、ローマに向けて空路移動するため、きょうのうちに世界遺産の街・モンレアーレのことを記しておきます。

冒頭の画像がまさにそれ。これほどに美しいところとは想像だにしていませんでした。その場所はモンレアーレのドゥーモ(大聖堂)に隣接する回廊付き中庭(キオストロ・モンレアーレ・ディ・サンタ・マリア・ラ・ヌーヴァ)というところです。

モンレアーレの大聖堂に付属した回廊と中庭。


中庭から大聖堂も見えます。
回廊の柱の数は228本とか。

12世紀にドゥーモ付属の修道院として建てられたものだそうですが、228本の柱が中庭を囲み、場所場所で光の入り具合によって、ときには黄金のように、さまざまな雰囲気に見えるのです。

ノルマン文化の凄さがうかがえました。

この美しい光景は朝の光の入り込む角度などによって、四季さまざまに変化すようです。ガイドブックによれば、イタリアでも屈指の美しい中庭だそうで、イスラム、ビザンチン、ロマネスクを融合したノルマン芸術の至宝だそうです。この部分、「地球の歩き方」による情報です。

パレルモの市内から8キロメートルほどある高台に広がるモンレアーレ。

モンレアーレの大聖堂です。

市内からは市バス389系統で30分弱。どのガイドブックでも乗り場がわかりにく旨、書かれていましたが、確かにそのとおりでした。なにしろ、市バスの出発地点は、駅からも徒歩20分ほどの公園前のバス停のためでしょう。しかも、バス停の名前もガイドブックにより揺れています。オイラも一昨日に下見しておかなければ絶対たどり着けませんでした。ほっ。ちゃんと写真に撮っておきました。

市バス389系統で30分弱。
行きはバス停「インデペンサ パラッツォ レアレ」より乗車。バス停の名称表示が小さいのが難点。手前の公園の一角にチケット売り場があります。
モンレアーレからの帰りは行きとは違う謎のバス停「インデペンザ ピサーニ」が終点。行きに乗った場所の公園を挟んだ向かい側でした。じつは、このバス停が出発点だったのです。
市バスなので、片道1.3ユーロ。

そんなことで、無事、世界遺産の街・モンレアーレに行くことができました。市内に戻ってからは、再びバッラロ市場を訪ねてみました。

パレルモのバッラロ市場。

日曜日ということで、ごったがえす市場の中で、ひときわ注目を集めていたお店がありました。通称、「タコおやじの店」。はい、オイラが勝手に名付けました。

タコおやじの店。ゆでダコにこだわっています。アツアツです。

このお店、NHKの「世界ふれあい街歩き」にも登場した、市場の名物おやじです。名物は店先でゆでているゆでダコ。その場で食べられます。

ゆでダコは塩とオリーブオイルで味がついていました。レモンをしぼって食べるとうまっ!

お店は家族でやっていて、おやじは当然ゆでダコ担当です。で、奥さんは飲みものと会計係、息子さんは海の幸のフリット揚げ係と分業体制。

なんとイイダコのフリットも。さすがタコおやじの店です。

しかも、この店はお客さんが絶えないため、いつでもゆでたて、揚げたてのアツアツで、出てくるのです。はい、もちろんオイラも吸い寄せられました。

タコジジイもお店に吸い寄せられました。

ということで、ジジイのイタリアひとり旅は、事実上、イタリア立ち食い紀行と化しております。それでは、またお会いしましょう。Ci vediamo!


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