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DXで一番大事なものは?(製造業DX)

マンガ:「DXで一番大事なもの」(製造業DX)|五味弘 (note.com)

DXで一番大事なものは?

「DXで一番大事なものはなんでしょうか」と聞かれてもすぐには答えられません。この質問ではDXの目的を聞いているのか、それとも実現手段を聞いているのか、またDXの効果や影響を聞いているのか、質問者の意図やそれまでの話の流れがわからないと、答えられない質問です。
でもこの質問は素朴な質問としてよくされます。そのときは相手を見て、答えを変えるわけですが、最も多くの方に賛同をいただける答えがマンガにもあるように「データ」です。

それはデータ

もちろん、データはDXだけの専売特許ではありません。「〇〇〇にとって一番大事なものは何でしょうか」の質問に対して、「それはデータです」と答えれば、相手は納得します。まるで短歌の下の句として「それにつけても、金の欲しさよ」とするのと同じように、相手は納得してくれます。きっと。例えば、生成AIなどの機械学習系のAIでもデータ(教師信号)が一番大事で、マーケティングもデータで始まりデータで終わります。

本当に大事なのはデータ活用

データが大事だからと言って、使わないデータを収集するのは意味がありません。無駄です。データはついでに集めるものではありません。
将来、使うかもしれないから、今はとりあえず集めたデータは今後、絶対に使われません。万が一、使われたとしてもそれは偶然であり、奇跡です。
データをどのように活用するのか、これこそがDX実装の肝です。データ収集は誰でもできます。しかしデータ活用は真の勇者しかできません。
もちろんAIの文脈でも同じことがいえ、他のものでも同じことが言えます。

ということで今日の結論。「DXで一番大事なものはデータ活用」以上です。

関連動画:ランチタイムDX勉強会「DXとデータ」2024年春シーズン第1回|五味弘 (note.com)
マンガFAQの引用元:中小規模製造業者の製造分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)推進のためのガイド |



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