見出し画像

誰も聞きたくはないと思うが、僕の経営哲学

私事で恐縮なのですが、会社を立ち上げようとしています。会社の目指すところはわかり易い言葉で短く説明すると

素敵な響きを持った社会に貢献できる自主性・協調性を持った社会の構成員となること

こんな感じだろうか。

起業する人が目指しがちな

売上の拡大・利益の最大化は目指さない

なぜ規模の拡大、売上・利益の最大化を目指さないかというと
お金を事業をする上での最重要要素に据えるようなことをすると、必ず失敗すると思うから。企業に限らず、人は容易にお金の魔力にやられてしまう。なので、お金系の目標は5つの経営方針を打ち立てるとしても、そこに入れないつもりだ。

生きていく上で、何が大切かは、僕の半世紀ほどの人生で死ぬほど考えた、最大のテーマだ。お金が不必要だとは言わない。かなり重要であるのは間違いない。ただね、衣食住を満たせるお金と、プラスアルファほんの少しの貯蓄があって、仕事を継続していけるだけの能力を自分が常に身につけておけば、それでいいんじゃないかと。

起業する人は、僕より優秀な方がほとんどだと思う。しかし、大多数の起業は数年以内に失敗してしまうという統計データもある。単純に起業するということが非常に難しいというあらわれの1つであろう。そして僕が憶測するもう一つの大きな理由は、売上・利益を上げ会社の規模を拡大し、おそらく有名になるとか金持ちになるとか、そういったあまり僕にとっては好ましくない動機が含まれているからではないかと思う。

もちろん偽善者になっても仕方ないので、採算は取らなきゃならない。それは当たり前。それを満たせるだけの能力を自分を含めた構成メンバーが常に鍛えておく必要はあると思う。

人間が一番幸せだと感じるのは、衣食住が満たされている状況であれば、誰かの役に自分は立てていると実感することであったり、社員同士のコミュニケーション、お客様の担当者とのコミュニケーションが円滑で心地よい。そして、働くことで得られた対価で、一人ひとりが目指す幸せに向かえる状況なんじゃないかな。そんなことを思います。

まだ、準備段階で何も形のない状況なので、理想論っぽいことを語っているのかもしれません。ただ、理想論、大切だと考えます。今後の経過もここに記載していく予定なので、ご意見いただけるとありがたく思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?