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コロナワクチンと不妊

コロナワクチンは妊娠に影響はあるでしょうか? リスク要因をあげてみましょう。

1)まず、筋肉に注入されたコロナワクチンの脂質ナノ粒子は接種部位の筋肉に止まらず、全身を巡回し、特に卵巣に蓄積する事も報告されています。スパイクタンパクが卵巣で発現すれば、ワクチンに選択されて作られた抗スパイクタンパクは卵巣を標的にして攻撃し始めるでしょう。

2)次に、スパイクタンパクそのものの毒性が問題になります。コロナウイルスが細胞に感染する際には、スパイクタンパクが細胞表面のACE2を標的にします。その後、ACE2の発現を低下させるのですが、これがミトコンドリアの機能不全に繋がり、細胞の損傷、組織の炎症につながるのではないかと考えられています。ウイルスがなくともスパイクタンパク単独でも同様の障害を起こす事ができます。
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/n8ad86f655e3c

ACE2を発現している細胞、組織はコロナワクチンのスパイクタンパクの標的になります。ACE2は広範囲な細胞で発現し、生殖器官でも発現しています。ACE2は卵巣、精巣、子宮内膜、胎盤でも発現しているのです。つまり、ワクチンに使われるスパイクタンパク自身が卵巣、精巣、子宮内膜、胎盤の炎症や損傷を起こす可能性があります。

3)3つ目に、胎盤は細胞融合により形成されます。細胞融合に必要なシンシチンはスパイクタンパクと同じくフソゲンで、スパイクタンパクと構造が類似しています。可能性は大きくありませんが、スパイクタンパクに対する抗体がシンシチンを攻撃すれば、胎盤に損傷をきたすでしょう。それはすなわち流産につながります。

4)4つ目、ACE2は酵素でもあり、ACE2によって産生されるAng-(1-7)ペプチドが卵胞の発育、ステロイド産生、卵子の成熟、排卵などの卵巣の生理機能を調節する事が知られています。

Angiotensin-Converting Enzymes Play a Dominant Role in Fertility
Int J Mol Sci. 2013 Oc
Pei-Pei Pan et al.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3821659/

つまり、スパイクタンパクによるACE2の酵素活性阻害自体が不妊につながる可能性は否定できません。


以上のように、コロナワクチンには複数の異なった機構で生殖系を阻害、または攻撃、損傷する可能性があるわけです。むしろ効率的に不妊を起こしかねません。現在日本でも12歳以上へと接種年齢の引き下げが始まっていますが、将来妊娠出産を控えている世代にこういったリスクを負わせる必要性は私には感じられません。

2021年6月初旬現在、アメリカではワクチン接種後に652件の流産の報告があります。
https://www.openvaers.com/covid-data

無自覚の症例も含めるとおそらく氷山の一角でしょう。また、流産といったはっきりと目に見える事象ではない不妊に関しては、現段階で証明するのは不可能です。


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*記事は個人の見解であり、所属組織を代表するものではありません。

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