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コロナ対策は正しかったか?

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コロナ対策は正しかったか?
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記事一覧

モルヌピラビル (ラゲブリオ) 、希望から大失敗へ? : virusesに掲載された論文から

ラゲブリオ (Lagevrio) はメルク社の新型コロナ治療薬です。独立行政法人医薬品医療機器総合機…

米国でのコロナワクチン接種による死亡者総数は27万8千人と推定される: BMC Infectiou…

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) は、2019年11月に中華人民共和国湖北省武漢市で初めて発…

オミクロン対応二価ワクチンはなぜ失敗したのか: NEJMに掲載された記事から

オミクロン対応二価ワクチンについて批判的な内容の記事がNEJM誌の「Perspective」として発表…

小児用のファイザーコロナワクチンの感染および重症化予防効果は低い: Lancetに掲載さ…

当初ファイザー社のコロナワクチン有効率は95%という触れ込みでした。この数値を信頼してワク…

コロナワクチンの有効性は接種8ヶ月後にはマイナスに転じる: Lancetに掲載された論文…

厚生労働省によるコロナワクチンデータの改竄が発覚しました。ワクチン接種済みの人でも正確な…

SARS-CoV-2自然感染から回復した医療従事者は、ワクチン接種の義務化の対象から除外さ…

このところ欧州各国ではコロナ関連の規制が緩和の流れにあります。コロナに対する規制そのもの…

コロナワクチンと治療法 - 生データが必要だ、今すぐ: BMJに掲載された記事から

BMJのシニアエディターのPeter Doshiの記事です。以前にも彼の記事を紹介した事があります。コロナワクチンの有効性は謳い文句とされていた95%ではなく、実際には29%もしくは19%しかない、という話でした。 Doshiはコロナ騒動の背景にある経済学にも触れています。病気になった人のみを対象とする薬と違い、ワクチンは健康な人間や動物に義務化できるため、膨大な人数相手に定期購買的に利益を上げる事ができる巨大ビジネスであり利権です。背景には巨額のお金が動くため、様々な癒着

コロナウイルスワクチンでまれにロングコビッドのような症状が出る事がある: Science…

最近になって新聞やテレビ等でもコロナワクチン後遺症が少しずつ取り上げられるようになりまし…

コロナワクチンをめぐるイタリアの状況について

いつもはなるべく科学的な内容に絞って記事を書くように努めているのですが、一度私自身の視点…

ワクチン未接種者に汚名を着せる事は正当化されない: Lancetに掲載された記事から

「コロナワクチン接種は自分のためではなく、他人に感染させないための利他的な善行である」と…

ワクチンと抗原原罪

免疫系はウイルスや細菌などの病原体に遭遇した際に、免疫記憶を優先的に利用します。例えばウ…

スペイン風邪とファウチ博士の論文: The Journal of Infectious Diseasesに掲載され…

スペイン風邪は、今から100年ほど前の1918年から1920年にかけて全世界的に大流行したH1N1亜型…

ウイルスの単離について

今回はウイルスの単離についてのお話です。そもそも、なぜ日本を含む世界中の政府や各自治体、…

無症状のPCR陽性者からの感染は0だった (Nature Communications誌に発表された論文から)

最初に新型コロナウイルスの感染が報告された中国の武漢。武漢でのロックダウン後の約一千万人の大規模PCR検査の結果、無症状のPCR陽性者からの感染は「0」だったという報告です。この研究は2020年の5月から6月に行われたもので、Nature Communications誌に論文が発表されたのは2020年の11月です。 中国・武漢の約1,000万人の住民を対象としたロックダウン後のSARS-CoV-2核酸スクリーニング Post-lockdown SARS-CoV-2 nuc