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コロナワクチンが危険な理由

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コロナワクチンが危険な理由
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2023年12月の記事一覧

シュードウリジン化mRNAワクチンはリボソームフレームシフトにより異常タンパクを生じる: Natureに掲載された論文から

mRNAは遺伝子の「設計図」です。mRNAが遺伝暗号のルールに従って3塩基ずつアミノ酸に翻訳される事でタンパク質が合成されます。しかしその際、塩基配列の挿入や欠失のために読み枠がずれると全く異なるアミノ酸配列を持つタンパクが合成されてしまいます。そのようなアミノ酸への読み枠がずれる挿入や欠失による遺伝子上の変異を「フレームシフト変異」と言います。フレームシフト変異とは、いわば設計図自体の書き間違いです。 一般論として、何かを作る際には設計図通りに作らなければ正しいものは作れ

自己増殖型コロナワクチンから自己増殖型次世代ワクチンへ: Natureに掲載された記事から

未だ実験段階であるレプリコンワクチンが、世界で初めて日本で承認されました。今回承認されたレプリコンワクチンの商品名は「コスタイベ筋注用」、その開発コードが「ARCT-154」です。ARCT-154はコロナウイルスに対するレプリコンワクチンですが、このワクチンは始まりに過ぎないでしょう。今回はNatureに掲載されたレプリコンワクチンについての記事を紹介します。 日本では主に「レプリコンワクチン」と呼ばれていますが、海外の文献ではsa (self-amplifying)-mR

日本におけるレプリコンワクチンの世界初の承認

mRNAワクチンはコロナワクチンで終わった訳ではありません。むしろコロナワクチンはゲートウェイ、入り口に過ぎないのです。今後ごく近いうちに登場してくるのは、コロナウイルス以外の感染症に対するmRNAワクチン、癌予防や治療のためのRNA製剤です。そしてレプリコンワクチンはさらに危険な次世代mRNAワクチンです。レプリコンワクチンは自己増殖型のワクチンであり、いわば事実上の簡易型人工ウイルスです。 今回はこのレプリコンワクチンについて改めてお話ししていこうと思います。 1)