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コロナワクチンが危険な理由

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コロナワクチンが危険な理由
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2023年10月の記事一覧

【後編】次世代LNP/mRNA製剤と癌: LNP/mRNA製剤による癌の予防や治療は可能か?

コロナワクチンに使用されているLNP/mRNA製剤は「遺伝子治療薬」です。細胞外でmRNAを保護し、細胞内にmRNAを導入するために使われる素材が脂質ナノ粒子 (LNP) です。では、LNP/mRNA製剤では現行の癌治療法の欠点を克服し、癌の根治療法となる事が期待できるのでしょうか? 動物実験モデルとしてのマウス 腫瘍学ではよく知られていますが、マウスモデルと人間との間には大きな「ギャップ」があります。例えば、実験動物としてよく使われるマウスはLNPに対して耐性であり、実

【前編】次世代LNP/mRNA製剤と癌: 癌の生物学

ファイザーやモデルナのコロナワクチンはLNP/mRNA製剤ですが、今後LNP/mRNA製剤は、ワクチンはもとより癌治療など多方面に応用されようとしています。今回はそのLNP/mRNA製剤全般についてお話ししていこうと思います。長い内容のため、前後編に分けさせていただきました。 LNP/mRNA製剤による癌の予防や治療を理解するためには、どうしても癌の生物学の基礎知識が必要となります。癌細胞発生の機序や現状の癌治療法とその限界についてを前編に記しました。癌に対する次世代LNP

コロナワクチン由来のスパイクタンパクは2〜6ヶ月に渡って血中を循環する: PROTEOMICS – Clinical Applicationsに掲載された論文から

スパイクタンパクには血管毒性があり、特に血栓の原因となります。コロナワクチンによるスパイクタンパクの生産はワクチン接種後すぐには止まりません。接種後少なくとも4ヶ月以上の長期間にわたってスパイクタンパクを持つエクソソームが血中を循環しているという報告もあります。しかし、もしワクチン接種者がコロナウイルスに感染してしまった場合、ウイルス由来のスパイクタンパクも同時に体内で作られる事になります。では、スパイクタンパクがウイルスではなくワクチンに由来するものと判別するにはどうすれば