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コロナワクチンが危険な理由

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コロナワクチンが危険な理由
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2021年11月の記事一覧

ワクチン未接種者に汚名を着せる事は正当化されない: Lancetに掲載された記事から

「コロナワクチン接種は自分のためではなく、他人に感染させないための利他的な善行である」と主張する人達がいます。そして「ワクチン未接種の人は利己的であり、他人の迷惑を考えていない」と批判します。そもそも健康な子供はコロナウイルスに感染したとしても滅多に重症化はせず、コロナウイルスに対しては低リスクです。にも関わらず子供が他の成人に感染させる可能性があるという事を口実に、5歳から11歳の子供達へのコロナワクチン接種が日本でも始まろうとしています。 コロナワクチン未接種者は接種者

ワクチンと抗原原罪

免疫系はウイルスや細菌などの病原体に遭遇した際に、免疫記憶を優先的に利用します。例えばウイルス感染の場合、最初に出会ったウイルス株の印象がいつまでも強く免疫系の記憶に残り、その後に同ウイルスの変異株に感染した際にも変異株に特異的な抗体を作らずに以前の株に対しての抗体ばかりを産生してしまうという事が起きるのです。このように免疫系が病原体に最初に出会った時の記憶に固執し、変異株感染時に柔軟で効果的な反応ができなくなってしまう現象が「抗原原罪 (original antigenic

スパイクタンパクはDNA修復、V(D)J組換えを阻害する: Virusesに掲載された論文から

スパイクタンパクがDNA修復を阻害する事を提示した論文が発表されました。発癌物質の多くはDNAの変異原ですが、そうしたものが無くてもゲノムDNAは活性酸素などの自然な変異原に晒されています。DNA修復機構が働かなければ、変異は固定され癌の原因となります。またDNA修復機構は免疫系の遺伝子組換えにも必須です。スパイクタンパクがDNA修復を阻害するならば、コロナワクチン接種が癌や免疫不全に繋がる懸念が生じるという事です。 染色体DNAは様々な要因で損傷します。そのため細胞にはD

なぜワクチン接種が自己免疫疾患につながり得るのか

ワクチンによって作られる免疫はウイルスに対してのみ向けられるとは限りません。稀ではありますが、副反応として自己免疫疾患に繋がる場合があります。それは本質的には抗体とT細胞の抗原認識の仕組みの違いからくる避けられない問題でもあるのです。 引き続きマサチューセッツ工科大学 (MIT) の総説論文も引用しつつ、コロナワクチンと自己免疫疾患の関連についてお話していきます。 Worse Than the Disease? Reviewing Some Possible Uninte

コロナワクチンから予測される自己免疫疾患

引き続きマサチューセッツ工科大学 (MIT) の総説論文も引用しつつ、コロナワクチンと自己免疫疾患の関連についてお話していきます。 Worse Than the Disease? Reviewing Some Possible Unintended Consequences of the mRNA Vaccines Against COVID-19 Stephanie Seneff, Greg Nigh International Journal of Vaccine Th