ドラッグファクターの考え方と中野の話20241028

エルゴのドラッグファクターについて。
よく言われているのは、

男子選手の場合

• 標準的なドラッグファクター: 120前後が一般的とされています。2000ｍやそれ以上の距離において、ある程度レートを出しながらも、一漕ぎのパワーも出したい時に、この数値前後が最適とされています。
  

• 体重の重い選手: 135前後のドラッグファクターを選ぶ選手もいます。体重が重いと筋力があるため、重めのドラッグファクターでもパワーを発揮しやすく、逆に軽すぎるとスカスカになるので、負荷を増やすことで調節が可能です。

女子選手の場合

• 標準的なドラッグファクター: 110前後が一般的です。女子選手は男子に比べて体重や筋力が若干少ない場合が多いため、少し軽めのドラッグファクターが好まれます。これにより、ストロークのリズムが維持しやすくなり、エネルギーの効率的な伝達が可能となります。

• 体重の重い選手: 115前後のドラッグファクターが適しています。体重がある選手は、より重い負荷でもしっかりとストロークを引き、安定した出力を保つことができます。

以上が一般的な話。
以下は中野の考えになります。

初速のパワーを付けたいなら、重めに。