コーチ成長日記「コーチはなんでもあり?」20240613

自称「日本一ススカルもスイープも漕げるコーチ」として
勝手に自負しているんですが、

コーチとしては、
「観ただけで」すべて分かって、
それに対して非常に適切なアドバイスできる、

良い方向を示すことができるというのが理想に思えて、

たまに漕ぎながら指導することがあるのだけど、
一緒に漕いだことで初めて発見できた問題、
解決できた問題がある
と、

「なんかズルしちゃったな」とか
「まだまだコーチとして未熟だな」とか

漕いだことで成し得たことを
ズルいと感じてしまう自分がいる。

ズルいのか?

自分がちょっとコーチとしての未熟さを感じるキッカケになる反面、
学生的にはめちゃくちゃ笑顔になるし、
めちゃくちゃ嬉しそうだし、

学生が喜んでくれてるから、
それでいっか。って気持ちにもなる。
それが仕事だし。

めちゃくちゃ漕ぎやすくなるらしいし、
めちゃくちゃ速くなるらしい(500mで10秒ぐらい)し、

それはそれはありがたいんだけど、
それを口頭で、指導だけで導けたらなっていう気持ちも
表裏一体に持っていて、

漕いで非常に喜ばれると、
非常に複雑な気持ちになる。

まあ、良いのか、これで。

百聞は一見に如かず(聞くだけでなく、実際に見てみないとわからない。)
百見は一考に如かず(見るだけでなく、考えないと意味がない。)
百考は一行に如かず(考えるだけでなく、行動するべきである。)
百行は一果(効)に如かず(行動するだけでなく、成果を出さなければならない。)
百果(効)は一幸に如かず(成果をあげるだけでなく、それが幸せに繋がらなければならない。)
百幸は一皇に如かず(自分だけでなく、みんなの幸せを考えることが大事である。)

百聞は一見にしかず、の続き。https://www.nohkai.ne.jp/tyorei/?p=2371より


コーチとして、
情報(100聞)を伝えまくって、
結局漕いで、
みんな幸せになってるんだから、
それでいいのかもしれない。


話だけで選手が上達する時の喜びと、
一緒に漕いで初めて選手が上達する喜び、

どちらも大事だと思うので、
どちらも大事にしたい。

でもなあ、
漕いだ後の、
なんとも言えない歯がゆい感じは、
ずっと続くんだろうな。

漕げる間の幸せな悩みとして、
幸せに悩みたいと思います。

中野と漕いでみたいと言う方、
有料ですがとても良いアトラクションだと思いますので、
連絡ください。結構違います。

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