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レースだと相手が気になって上手く漕げない人へ:「競争」の語源20240905

ローイングは2000mで、横一列に並べて行う。

隣のレーンに誰かがいるからこその
緊張感窮屈感

相手が上げたり、相手が落ちたり、
気になってしょうがない。

ここで勝負!
と思ったら頑張りすぎてガス欠したり、
リズムが壊れて自滅したり、
それはよくあることです。

そういう練習を普段から
もっとした方がいいのかもしれないけど、

結局、最も重要なのは
自分の漕ぎをいかに表現するか

相手がどうこうじゃなくて、
まず、「自分が」どうこうに集中しよう。

「競争する」という言葉の
competeの由来、語源はご存知でしょうか?


compete「競争する」はラテン語の「com-petere」に由来します。

com-: 「一緒に」「共に」を意味する接頭辞
petere: 「求める」「追求する」という意味の動詞

元々の意味は「一緒に求める」
または「共に追求する」というもの。

勝たなきゃ次は無いので、
そりゃ相手が気になるのは仕方が無いことですが、

そもそも自分自身がローイングに何を求めているのでしょうか。
どんなローイングを求めているのでしょうか。

相手がいるからこそ、頑張れる。
相手がいるからこそ、火事場の馬鹿力がでる。
とんでもない集中力が発揮できる。

相手がいるからこそ、
できることがたくさんある。

相手がいるからこそ、
まだ見ぬ自分に会える。

結果は結果的に。
勝つか負けるかは相手が決めること。
自分ができるのは、もっと速く漕ぐことだけ。

ぜひ
この一漕ぎ、
理想の一漕ぎを
ともに目指しましょう。

ともに、追求しましょう。

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