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東大ボート部躍進の秘密!?指導者講習で学んだこと20241104

私が大嫌いだった言葉
「脚から!」とか
「足蹴り!」とか、
「腕はそんなに重要じゃない。脚!」
とか、
「ドライブスピードを速く!」とか
そういった言葉、指導に大きな違和感を持っていたのですが、

動作解析の超専門家:東京大学の野崎先生の講義を受けて
違和感はそれなりに根拠のあるものだったということを学ぶことができました。

今回は、
そういった日本にまだ「常識」とされている
言葉たちについて、その誤解を解くための記事になります。

はじめに:「足蹴り」は必要か

先生が数多くのローイング選手の動作解析を行った結果、判明した事実がこちらになります。

上手な選手ほど、パワーのピークが「後半」にある。

上級者の多くは、ドライブの後半で力を最大に発揮しています。
逆に入れば、上手く行っていない選手ほど、力のピークが真ん中、もしくは前半にあります。
この力の掛け方、違いによって、
ボートの推進力に大きな違いを生んでいる可能性が高いということ。

なので、私の考えですが「足蹴り」はドライブ前半でパワーのピークを持ってくることを想起させる言葉なので、おそらくローイングに足蹴りはいらない、もしくは悪影響になります。

「最初に一気にボートを立ち上げる、加速させる」という指導は間違いかもしれない

解析の結果、『最初に一気に船を立ち上げる、ボートを加速させる』といった指導は、間違いの可能性が高いです。
中野的な考えとしても、エントリーはできるだけ速いほうがいい、だけど弱いほうが良い。と思っています。速い!けど弱い!加速は後から全力で!というイメージなのですが、それもあながち間違ってはいないようです。

ドライブスピードを速く!も間違いかも

速く脚を伸ばせ!も間違い

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