カゴシマへ伯父の葬儀に行く
2011年の11月末、父の代わりに伯父のお葬式に向かう
大阪から数時間、出水平野が見えた
鹿児島中央はさいはての駅で、新幹線も息苦しそうだ
あの列車で母のふるさとへ向かう
話題の特急はあるんだけど、私たちはお通夜に出なくてはならない
晩秋というのに桜島はいつも夏みたいだ
せせくし、なかみょう、不思議な名前の駅を過ぎていく
ぬくみ駅に到着、メルルちゃんは鹿児島の人？
ツワブキの花、もう冬なんだな、南の国なんだな
集落のはずれ、お迎えのネコに出会った
お通夜が明けて、指宿に朝が来た
私たちは駅前通りの近くで夜を明かしたんだな
大隅半島から上がって来る太陽を拝んだ
巨大なポインセチアが見下ろしている
空には誰も食べないカキがなっていた
ブーゲンビリアは不思議な色だった、吸い込まれそうだ
一泊の私たちはもう夕方の新幹線に乗らなくては
一瞬のカゴシマイブスキ、もう私たちは大阪へ向かう