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結局、死刑廃止とは一つの根源的な選択であり、人間と司法についてのある一つの構想なのです。…
いろいうあると思うけど、これだけは一つ非常に抵抗があったとか、これだけは一つとても嫌だっ…
しかし、最後に申し上げたいのは、あなた方は大学に行って、三砂ゼミに入られた。そうすると、…
自己実現という言葉について、僕が非常に不信感を持つのは、最初から自己というのは実現されて…
次に、自分をよく活かすというのはどういうことかということについて、私の考えを申し上げます…
それでいよいよ、本題に入りたいと思う訳でありますけれども、この間テレビをみていたら、就職…
渡辺京二 あなたはそういうアウトサイダーというものに対してのシンパシーというか、関心があって、それをやってるんだということですか。 でも、アウトサイダーというのは、マイノリティというのとちょっとまた違うのね。マイノリティという言葉はまあ広くは使えるだろうけど、関わりがないことはないんだけど、いわゆる民族的マイノリティというのとは別ですね。 薬物は何の関係もなく、一般犯罪者はアウトサイダーだよね。非定住民、漂泊者というのは、たとえばマフィアやヤクザがアウトサイダーであるとい
僕はまったく今のような問題について発言資格はないわ、ごめんね。深刻な問題だけどな。食べて…
大変だね、女っていうのは。いや、それで片付いてるわけじゃないけどね、母と娘との関係という…
今は死を隠蔽する時代だからね。僕は逃げるほうなんですよ。お袋が死んだときも、おばが死んだ…
そういうふうに昔の社会というのは、障害者を包みこめるようなあり方であったわけですね。でも…
●「無意味な死」と人類史 武田修志 『逝き世の面影』は、江戸文明に独自の角度から光を当て…
●若い世代に起きている地崩れ 有馬学 今、講談社の「日本の歴史」(第23巻「帝国の昭和」)…
●「分」に応じた充足感 中野三敏 江戸時代には分に応じた充足の仕方があったというのは確かだと思いますが、これは現代人にはなかなか理解しにくいところで、「分」に応じてということ考え方に反発を感じる人もいそうですね。 渡辺京二 江戸時代の身分制や職分に応じた生き方はいいものだから、それに帰りなさいと言っているわけではない。被差別民の存在ひとつとっても暗い面はあった。しかし、従来あまりに一面的な、偏った見方しかされてこなかったのに対して、分の観念にも、それなりの意味や美点があっ