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『ゴミ人間』 キングコング 西野亮廣

◎何をしたら確実に目的を達成できないか

何をどうしたら目的を達成できるか、考えがち。
でも、目的を達成する時は努力だけでなく、運や巡り合わせも大きな要因になってくることが多い。
とすると、目的を達成しようとした時、計算できない運や巡り合わせを含む「何をどうしたら良いのか」を考えるのではなく、目的を達成するために確実に省ける「何をしたら目的を達成できないか」を洗い出して、一つずつ潰していくほうが近道。

◎用意された競争に参加しない

予め勝てないとわかっている競争には参加しない。
その道でいちばんになる方法を模索し、自分の強みでしか辿り着けない山の頂上に上り詰めてしまう。

◎今 この時点で世界中のライバルに勝っているポイントを探す

大学まで続けた野球。
教員時代に出会った人々。手に入れたスキル。良い授業を作ろうと考えた時間。
ブラジルで得た経験。身に付けたポルトガル語。日本とブラジルの子どもたちを繋いだ実績。地球の真裏にできた家族・仲間・教え子。
野球指導者として身に付けたコミュニケーション能力。
日本語教師としての知見。
SDGsを学んだ知識。ムヒカさんの活動で手に入れた人脈と作品づくりのノウハウ。
以上のことは他の人にはないものなのか?
この経験で人とは負けていない強みを活かすために、何をすれば良いのか。

◎「作る」とは何か 「完成」とは何か

作品は作るだけでなくて、受け取ってくれる人がいて、その人に届いて初めて完成する。
自分のこれまでやってきたことは「完成」してるか。
いやいや、まだまだ全てが作成途中。
「完成」と言える日を迎えられるようにやりきらないとな。

◎全員の意見に耳を傾けて、最後は独裁する

多数決は結局、「あなたが決めたんだから」と逃げることができる。
自分が先頭に立つ以上、全ての責任を背負う意識で、最終決断は自分がする。
もちろんそこに至るまでは、しっかりと周りの意見も聞かないといけないが、最後は独裁する気持ちで。

◎正解を選ぶのではなく、選んだ道を正解にする

この本でいちばん響いた言葉。
自分の思う通りに進めば良い。
その歩みを、結果正解にすれば良い。
歩む過程で障害となったもの全てを、この結果に導くための材料だったということにしてしまえば良い。
何事も経験。

◎誰よりも届ける努力をして、そして最後は作品のクオリティで圧倒しろ。
思考量の違いを見せつけろ。
覚悟の違いを見せつけろ。
才能の違いを見せつけろ。
人は圧倒的な結果を創出する力を「才能」と呼ぶ。
才能は、「生まれ持ったもの」でも何でもない。
才能とは「挑戦した数」だ。

「映画 えんとつ町のプペル」は公開日にみに行きましたが、この本を読んでもう一度観に行きたくなりました。
自分の人生も一つのストーリーにできるように、選んだ道をしっかり生きて「自分の人生大正解」と誇れるようにまっすぐ歩きます!

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