廣瀬高志/スタディプラス株式会社代表取締役

スタディプラス株式会社 代表取締役。大学進学希望の高3生の2人に1人が利用する学習管理…

廣瀬高志/スタディプラス株式会社代表取締役

スタディプラス株式会社 代表取締役。大学進学希望の高3生の2人に1人が利用する学習管理アプリ「Studyplus」や教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」を運営。1987年東京生まれ。2010年慶應義塾大学在学中に創業。

最近の記事

素直さについて

僕の大学時代は、起業する前から、いわゆる「意識高い大学生」的な感じで、大学1年生の春からベンチャーでインターンし、ろくに大学に行かずにスーツを着て営業の仕事をしていました。とにかく誰よりも早く成長したい、ビジネススキルを身に着けたい、と日々思っていました。 では、早く成長をするために、何が大切か。これは、誰に教わったのか忘れてしまったのですが、今も思っている、成長するために最も大事なことは、「素直さ」です。経営の神様と言われる松下幸之助も、経営者として一番大事にしていること

    • 「そもそも」を考える

      仕事の中で、僕が意識してよく使うようにしているワードが「そもそも」です。実際に会議でも、1日に何度も言っていると思います。 なぜ、「そもそも」を大事にしているかというと、より本質的に考えることができるから。物事の本質を考え、外さない。本質に対して忠実に、仕事をすることが大事だと思っているからです。 また、僕はファーストリテイリングの柳井社長を尊敬していますが、柳井社長がインタビューで、「服の本質を考え続けた」ことが成功の理由、と仰っており、このことに影響を受けているのもあ

      • 書くことは考えること

        僕は大学生のとき、大学1年の春からベンチャー企業でインターンをしていたので、あまり大学の授業を熱心に受けたほうではないのですが、大学3年の春にその会社を辞めて、1,2年生のときに失った単位を取り戻すべく、毎日ちゃんと授業に出ているという時期がありました。 そんなときに取った、「アカデミック・スキルズ」というゼミみたいな授業があって、その中である教授に教わった「書くことは考えること」という言葉が、妙に心に残って、今でも座右の銘の一つとして大事にしています。 調べてみたら、哲学

        • スタディプラス創業時のはなし

          子供の頃から夢は「経営者」そもそも僕は、子供の頃から、将来は起業して経営者になりたい、と公言しているような子でした。 小学校1年生のときに、七夕の短冊に書く願い事にも「将来は経営者になりたい」と書いていました。中高時代はバスケ部に所属して部活漬けの毎日を送っていたのですが、その頃からビジネス書や経営者が書いた本を読むのが好きで、サイバーエージェントの藤田社長の『渋谷で働く社長の告白』(藤田 晋、幻冬舎 、2013年)とか、堀江貴文さんの本とかも読んでいて、やっぱり経営者ってか