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天久鷹央の推理カルテ

今日は私のお気に入りの医療ミステリーについて語っていこうと思う。

天久鷹央の推理カルテ(知念実希人)

天医会総合病院診断部、部長の天久鷹央は天才診断医。しかし不器用で、人の気持ちの機微などは全く分からず、目上の人間だろうと敬語は使わない。それに振り回されるのは診断部の医師小鳥遊。天久や周りの医師などには小鳥と呼ばれている。

天久と小鳥遊の凸凹コンビが謎の奇病や事件を解決していく医療ミステリー。

どこがおもしろいのか

医師としての経験がある作者が描く医療ミステリーということで病院の描写がとてもリアル。キャラクターが生き生きとしていて、話にのめり込みページを捲る手が止まらない。

こんな病気があったのか!と思うこともあれば、こんなトリックが!と驚くこともあり飽きが来ないのもいい。シリーズものなので、1から読むのが勿論いいと思うのですが、シリーズのどこから読んでも楽しめると思います。

私のおすすめ

私のおすすめは2巻。私はこの巻を読んで泣いた。しかもかなり号泣した。不器用な天久の葛藤、それを奮い立たせようとする小鳥遊。そして迎えた結末。そのすべてが良かった。あまり書くとネタバレになるので控えるが、読んでほしい一冊だ。

本について書くこと

私はあらすじとかそういうのを書くのがどうも苦手らしい。書評というよりも、私の好きな本の好きなところだけ紹介していくものだと思って読んでもらえたら嬉しい。そしてですます調だったり、そうではなかったりするのもご愛敬だと思って許してもらえたらと思う。

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