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「嫌い」を取り除くことが「好き」への近道
こんにちは!
自己紹介でいいねを頂き、noteにいる人たちの暖かさに感動している画家のヒロサトです!
初めての記事を書いた後、他の方のノート記事を徘徊していて、ふと気になる記事がありました。
「好きは余白から生まれる」
これはアツいワードです!
というのも、僕自身もこの経験がありまして。
自己紹介でちらっと描きましたが、僕が絵を描き始めたのは、バックパッカー生活中。
ニュージーランドの田舎町で、やる事が何もなく、川っぺりで昼寝をしている時のことです。
太陽と川のせせらぎと風の音を感じながら
「次の町に行こうかなー」
「もうちょっとこの町を散策しようかなー」
「ここ(川っぺり)気持ちいいなー」
なんて、昨日の事も明日の事も考えることなく、今しか感じておらず。
ストレスも不安も、ある意味で希望すら感じていない状態。
心がデトックスされていて、完全にまっさらな状態でした。
その時にポケットにあったメモ帳とペンで、おもむろに絵を描き始めました。
「何か描こー」くらいのノリで。
自分としては、それは自然な流れでした。
が、人からは「その状況になっても、絵を描き始める事はない笑」と笑われたのを覚えています。
確かに、そのまま昼寝もできるし、散歩も、観光地巡りも、晩飯の買い出しもできる状況で、「絵を描く」という選択をしたのは不思議なもんです。
恐らく、ストレスや責任、常識など、行動のバイアスが無くなったために、無意識下にある好奇心が浮き出てきたのではないかと思います。
思えば、ストレスに支配されている会社員時代は、心の声を聞く余裕なんてなかったですもん。
ワクワクなんて長いこと感じておらず、日々を何とかやり過ごして、休日に回復をする。
「社会人としてこうでなけば」
「良い年齢なんだからこうしなければ」とプレッシャーに追われ、休日も「何か休日らしいことをしなきゃ」という謎の焦りに襲われる負のループ。
「大人ってこういう事なんや!」
と、斜に構えた覚悟を持った事もありました。
あの時のままダラダラしなくて、本当に良かった。
退職を決意し、目先のワクワクを大事にしたお陰で、今は当時の1000倍は楽しい。
好きを見つける為には、嫌いを取り除くことが近道
好奇心って、本当にデリケートです。
ネガティブな感情や行動のハードルがあると、すぐに薄れてしまう。
「こんな事して何の意味が」
「明日も仕事があるし」
「お金がかかるし」
やらない理由を見つけては行動せず、そして段々と麻痺してしまい、いつしか心が動く事に気づけなくなる。
そんな時に「何か好きなものを見つけなきゃ!」と思っても見つからないもの。
まず大事なのは、リハビリ。
いかに心の雑音を取り除くかです。
ちょっとした事でも「ここが嫌」「これがストレス」と感じるものに注目していく事。
それを一つずつ取り除き、自分を取り巻く環境を心地よくする。
すると、自然と心が次の心地よさに注目していきます。
この好循環の流れを作ると「自分は何をしたいのか」という事に自然とたどり着く。
僕が海外に行くと決めた時は
「人間関係のしがらみから解放されたい」
「良い波が来ても海に行けない環境は嫌だ」
なんていう、単純な理由から始まっています。
周囲には、何か目標を持っていくべきだと言われましたが(笑)
当時の僕は「目先の好きを叶えないで、その先にやりたい事なんか見えるわけない」と本気で思っていました。
お陰で、旅中に様々なアートに触れて心が動く経験をし、自然と自分で描くという選択肢にたどり着く事ができました。
今、何がしたいか分からない人も多いと聞きます。
20代の可能性溢れる世代の人からもよく聞きます。
40代で先の事を考える人からもよく聞きます。
悩んで動けない人もよく見かけます。
でも、人生はワクワクに溢れている。
多くの人が「嫌い」を取り除き、心の奥底にある「好き」に気づいて欲しいなぁと思う今日この頃です。
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