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noteやブログ・SNSは、とりあえず公開してから直せばいい

佐藤です。本を読みました。
成毛眞『バズる書き方(書く力が、人もお金も引き寄せる)SB新書』

ぼくも実践している手法が載ってました。noteやブログ・SNSの投稿は、とりあえず公開してから、チマチマ文章を直せばいい。

ぼくの周囲でマコトしやかに言われている都市伝説?があり、「文章の校正能力は、入稿した瞬間に100倍にあがる」と。
自分で書き、念入りに念入りに見直し、退屈と戦って、よし完璧だ!と思って手を離す(上司に提出、メールで送信、印刷に回す)と、その瞬間から、間違いがボロボロと見つかる。

ネットの投稿も同じ。とりあえず公開し、後から直せばいいんです。
※ツイッターは編集不可なので注意

ぼくの経験上、記事の品質は、かけた時間に比例しない。
ひと通り書き上げたら、90%が完成。1回見直すと、95%になるが、ここで頭打ち。2回見直しても、せいぜい96%で、下手すると台無しにする。完成度のカーブが、だらりと失速する。
だったら、とっとと公開しちゃったほうがいい。公開後、なぜか100倍にアップした校正能力で、直せばいいんです。

成毛氏の場合、主戦場はFacebook。投稿したあと、20回ぐらいマイナーチェンジをくり返すそうです。小まめな修正を編集者に目を付けられ、この本を書いたらしいです。

学校のテストでも、45分の制限時間で、30分で解き終えると、残りの15分が死ぬほど退屈じゃないですか。「ミスがないように見直せ」と指導されますが、ほぼ拷問です。
見直したところで、たいして精度が上がらないことは、子供ながらに気づいているんでしょうね。ぼくは、あやまって提出する用紙のウラに落書きし、先生に叱られるような子供でした。アホ。

マジメなひとは、「生半可な状態で、ひとさまの目に触れたらどうするのか。完璧なもので読んでほしいのに」と思うでしょう。
ぼくは、「読者は斜め読みしないから、大丈夫」と言いたい。

だったら、ザツに書けばいいのか。そうではない。よい文章じゃないと、斜め読みにすら、堪えられない。神は、読者の気づかない細部に宿る。ただし、1%の品質をあげるために、ひとつの記事に時間をかけ過ぎるのは、わりにあわない。
校正の持久戦をするよりも、もう1本、関連記事を書いて、露出をあげるほうがよいです。関連記事で畳みかけろ、とも、成毛氏は言ってました。

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