見出し画像

だらだらネットサーフィンの短縮法/ダイエットと同じ

佐藤ひろおです。会社を休んで三国志の研究をしています。
24時間7曜日、基本的に予定がないので、何をしてもいい。すると、だらだらネットサーフィンをすることがあります。問題行動です。

時間に余裕のある学生、求職中、在宅勤務の社会人。共通の悩みが、「だらだらとネットサーフィンをしてしまう」だと思います。
ネットサーフィン自体は「悪」ではなく、調べ物があってネットをしたり、明確に「娯楽として楽しむぞ」と決意して見る動画などは、いいと思うんです。問題なのは、自分ではそのつもりがなかったのに、気づいたらネットのために、数十分、ときには数時間、ムダに過ごしてしまうこと。

スマホの便利さ、操作性のよさ、魅力的なアプリやゲームも、「だらだら」を助長します。「スマホ中毒」「スマホ脳」って言葉もあります。

ネットの時間の短縮法

だらだらネットサーフィンの短縮法を見つけました。

自分が何をやっていたら幸せと感じるか、きちんと向き合う。何ができるようになったら嬉しいか考えて、そのための行動を積み上げる。
これが結論です。

話をはぐらかしているんじゃないです。
これまで、「スマホのアプリで滞在時間を記録し、自分の行動を客観視する」「寝る何時間前までに電源を切る」「スマホを寝室から遠ざける」といった対処療法が、まとこしやかに提唱されてきましたが、ダメです。
問題は根源から解決しないといけない。

体重が増加したので、痩せるべきだとします。ベルトの穴を敢えてきつくするとか、食欲を減らすために胃をバンドで縛るとか、対処療法はダメ(苦しいだけで効果が薄い、リバウンドする)というのは、なんとなく分かってきましたよね。食べた物を記録する、体重計に毎日乗る、というのも、胃を縛るよりはマシでしょうが、精神力を必要とする対策は、偽物です。
真因(ほんとうの原因)はどこか。
仕事のストレス解消に食べるから、太ったのかも。優先すべきは、ベルトでお腹を締め付けることではなく、食べたものの記録でもなく、勤務環境の是正に努めることのはず。

だらだらネットを見る原因は退屈だから

際限なくネットを見て、せっかくの自由時間をつぶしてしまうのは、やること・やりたいことがないからです。

スマホの滞在時間を記録したりするのは、対処療法です。
スマホを遠くに投げてもダメ。心霊現象のように、自分の手元に帰ってきます(人形供養のお寺は、深夜に、もとの持ち主が忍び込んで、手放したはずの人形を、家に連れ帰っているらしいですよ)。ぼくは、時間泥棒のアプリをアンインストールしたが、再びインストールし、また消す……というメンヘラ行動をしたことがあります。

そうじゃなくて、
是非ともやりたいこと、がんばりたいことを見つければ、敢えてネット断食をしなくても、おのずと滞在時間が減るでしょう。

ぼくは夢中になれているとき、ツイッターの短文や四コマ漫画すら、理解するためのリソース(注意力)が惜しいので、見るのが面倒になります。3分のyoutubeのネタ動画(笑わせる、驚かせるもの)ですら、見ていられず、さっさと閉じてしまいます。ゲーム実況動画は、状況を理解するのがしんどい。ネットニュースも退屈で、スクロールやクリックする指が重くなってきます。おためしあれ。

テレビについても、同じことが言えるでしょう。5分どころか、30分も注視している。おもしろい情報や場面が流れるかも知れない、と期待して待っているのが苦行になります。そんなヒマがなくなります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?