見出し画像

「あああ才能がほしい」と叫んだ話

佐藤です。知人とお花見で話し、ネット(とくにTwitter)で三国志ファンをほとんど見なくなったよね、という認識で一致。

ゼロではない。しかし、2000ゼロ年代後半~2010年代半ばの人数×熱量に比べると、20分の1……も残ってないんじゃ??

2019年12月あたりに公開された日本の三国志映画が、盛大に失敗したせいで、日本における三国志ブーム再来は、最低5年は遠のきました。。

youtubeに三国志の「解説動画」はわりとあるんですけど、「解説」をキッカケにして、熱狂的なファンになることって、あんまりないと思うんです。理解したと感じて、スルーして終わりだろう。

やっぱり、ストーリーものですよね!!

「解説」だけでも、視聴者の感情を動かせるすぐれた作り手もいますが、新規ファンを開拓する本流にはなりにくい。

合成音声(いわゆる、ゆっくりボイス)は、聞き手を選びます。聞き慣れたひとは、発信者がだれであろうとユニバーサルに聞ける(だからアカウントが売買される)。一方で、受け付けないひとは完全にムリです。

人間の声で演じられる、三国志のストーリーものの動画。
がほしい。というか、作りたいですね!!と。
むかし、NHKで人形劇がありました。同じ位置づけを目指す。

イメージとしては、『PUI PUI モルカー』。短編のストーリーもので、受け入れられましたよね。
ぼくらは動物に置き換える(逆・擬人化)はしない。フェルトでマスコットも作らない。「いらすとや」のように親しみやすく、好き嫌いが少なく、むしろ飽きがくるくらいの絵柄で、作り込みすぎず。

この流れで、「あああ才能がほしい!!」
って叫んでました。

ぼくはアラフォー。自分の強みと限界は理解しているつもり。動画作成のあらゆる才能を、いまから授かろうとは思いません。いろいろな才能の持ち主と一緒に仕事がしたい、という意味で、各才能の持ち主がこのプロジェクトの成功のために「ほしい」と声をあげてました。

トップになってほしい人はイメージがある(オファーはまだ)。
企画と役割調整、お金の管理は、ぼくができるだろう。知識面の監修、脚本の原案も、ぼくができるだろう。圧倒的に不足しているのは、

 ・声をあてる人(男女1人ずつは欲しい)
 ・武将の親しみやすい絵を描く人
 ・動画編集をする人(タイミング、音声も)

正当な市場の対価を払ったら、早々に頓挫する。「ネットで三国志が過疎になった、もっとみんなで楽しみたい」という現状認識・希望が一致している人々から協力者を集めるイメージ。
もちろん、報酬については着手前に話し合います。

この記事で記録したかったのは、
やりたいことが見つかったとき、自分の才能開発のことはまったく頭になく、すでに才能と技量があるひとを集めて、うまく頼る方法を模索しよう!!と自動的に思ったことです。

自分ができそうな、企画と役割調整、お金の管理、知識面の監修、脚本の原案づくりだって、それなりにレアなスキルだと思うのでこれで満足。

いま高校生とかだったら、自分でぜんぶやりそう。無意識に、自分にムリなことは諦めていた。これが大人になることなんだ。と思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?