「面白い過去話がしたければ、過去を面白く認知せよ」
過去の話を面白く、すらすらと話す先輩がいる。とても楽しい。
そんな先輩に尊敬の念をこめて「そんな風に話せるようになりたいです」と言ってみたら、タイトルに書いた返事が返ってきた。
どんなに辛い経験でも、その経験が稀有で面白い(interesting or funny)と思えなければスタートラインにすら立てない。なるほどと思い、早速noteで過去を振り返ろうとしている。
僕は大学くらいまでは「良い子」で「模範的な子」だったと自負している。学業の成績は良かったし、部活もまあまあ頑張っていた。周りの見えない期待に応えることに、自分の生きる価値を見出していた。
幸いなことに友達もいたといえばいた。ただしここで少し話が複雑になる。ここで自分の中の「悪い子」が登場する。なんとも厨二感があるがこのような表現にしたい。「良い子」の自分の友達は複数人いたが、「悪い子」の自分の友達は一人だけだった。
その友達とだけ生涯を通して唯一(親族を除く)、ガチ喧嘩をしたことがある。そうはいっても口論で終わる小さな喧嘩だが、「良い子」の自分にとってはオオゴトである。朝一緒に投稿するときにちょっとしたことで言い争いになり、そこで決着が付かず、授業中ルーズリーフに意見を書いて休み時間にそれを渡して読ませたのは覚えている。親族以外に対してここまでイライラしたのはこれが初めてだった。
社会人になってから、「良い子」は止めた。というか居なくなった。またいつか書きたいが大学院中退~新卒あたりで大きな挫折があり、普通のレールから外れてしまったからだ。
結局「良い子」だったときの友達で、今も関わりがあるのは数えるほどになってしまった。
だが「悪い子」だったときの友達は今でも関わりがある。会うとちょっとイライラすることがあるし、ちょっと揉めることもあるが、唯一無二な大切な友達である。月並みだが喧嘩するほど仲が良いというやつだと思う。
過去を振り返り、良い子悪い子という切り取り方をしてみた。ここからいえるのは、自称優等生だった自分がそのレッテルを剥がして飛び出してみたら、なかなか面白い世界が見えてきたということだ。この辺りに自分の面白さがあると思う。
あとはこれをぱっとまとめて短時間で話せるようになれば。。。いつかやります。過去を面白く認知する作業は続きます。。。
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