パリ五輪2024開会式
いままさにライブで見ているのだが、私は開会式マニアである。スポーツにはまったく興味がないのでめったに試合は見ないが、開会式、閉会式は毎回録画までして見ている。世界の皆様が嬉々揚々とひとつの都市に集まり、世界平和を旗印にスポーツの祭典を行うのは素晴らしい。特に国際情勢のよくない今なので心配の種は尽きないが、そんな中セーヌ川から選手入場、セレモニーはすべて屋外というぶっ飛んだアイデアを形にしたフランス勢はやっぱり凄い。本気か？と思ったが、いままさに実現している。雨の中、誰もが楽しそうだ。
街中がステージのようで、あちこちでダンサーやオーケストラ、BMXなどがパフォーマンスしている。特に高い塔の上で踊るソリストの少年が素晴らしかった。なんだかわからないけど涙が出た。体がひとつの自由な魂のようで、愛に溢れていたのだ。
私が毎回開会式を見て確認することは「バミューダ共和国の人はちゃんとバミューダを履いているんだろうか」という一点だ。今年もちゃんと履いていた。しかも可愛いピンクだったのでうれしかった。もしもあの人たちが バミューダを履かなくなったら、バミューダを守れるのはもう勝俣しかいない。ご当地衣装というのは大切なものだ。
衣装といえば毎回日本選手団が無個性で残念だ。今年あたりは浴衣で屋形船で登場すればらしくて良かった。冬は忍者、あるいは甲冑。それだけで周りの国を威嚇できる。伝統の技に敬意を持って、鎖帷子に手を通してほしい。
ところで一昨日からNetflixで「地面師たち」が始まった。私の好きな大根仁監督が私の好きな俳優だけを集めて作ったようなクライムサスペンス。勘弁してよー、見るしかないじゃんよーと思いながらも先週から酷い風邪をひいている私としてはしばし待ちたい。が「もう見たよ！」「あれってさぁホニャラレだよね」などと心無い友がネタバレしてくる。仕方ないので一話だけ…と見始めたらもう朝だった。グロ耐性のない方にはおすすめできないけど、面白いよ。私はトヨエツのせいで風邪が悪化した気がするけど、ひさびさのハマり役ではないだろうか。あとマテンロウのアントニーが良かった。切なくなった。
「マッドマックス」と「おいハンサム！」を見に行きたいのだが、映画館に行く元気が出ない。8月の頭にまた民謡クルセイダーズのライブに行くので、それまでに英気を養わないと。今月末には地元のBONダンスがある。これも行きたいなー。ウチの近所色々かぶれてるから洋楽で踊ったり、なかなかあなどれないのだ。どっかで気力と体力パケ売りしてねーかな…などと思う令和6年の夏である。
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