業績好調なのにリストラ?!大企業が今リストラする理由
こんにちは、田中 幸裕です!
先日、テレビで
「2019年のリストラによる退職者数が
6年ぶりに1万人を超えた」
というニュースがやっていました。
「1万人」って
インパクトありますよね・・・
2019年1月~9月の間だけでも
希望退職や早期退職を募集した
大手の上場企業の数は27社にものぼり
キリンビールなどの大手がこれから
希望退職者の募集を開始するとしているので
この数がさらに増えていくのは
間違いないと報じられていました。
最近のリストラには
以前と違う兆候が出てきているので
今日はそれをシェアしたいと思います。
◆リストラを実施した企業の1/3は業績好調?!
「リストラ」と聞くと
業績が悪いときに行うもの
というイメージがありますが
最近では業績が好調であるにも関わらず
リストラを実施する企業が目立っています。
先ほど名前をあげたキリンビールもそうですし
カシオ計算機や アステラス製薬、
中外製薬などといった
一度は聞いたことのある有名企業も
業績好調にも関わらず大量のリストラを実施しています。
2019年1月~9月の間にリストラを実施した
大手の上場企業27社のうち9社、
実に1/3が業績好調な中で
リストラに踏み切っているんです。
その理由としては
①社員構成として
若手が少なく年輩社員が多い
いびつな構成を解消したい
②中長期的に新規事業への進出などを
考えた時に必要とされない人材を
好調なうちに放出しておきたい
③給与制度を成果重視に改革する前に
反発するであろう社員を
早期退職させておきたい
などの理由が考えられます。
上記①については
多くの企業がリストラ対象社員を
45歳以上に限定していることからも
分かります。
日本企業においては
バブル期入社といわれる50歳前後の社員が
他の世代に比べてホント異常なほど多いですからね。
僕が以前働いていた会社でも
前も後ろも
右見てもも左見ても
バブル期入社のおじさんたちでした(笑)
また、上記②③については
比較的業績が好調なうちの方が
戦力外の社員に対して
「通常よりも退職金がプラスされますよ~」
「今なら再就職先もありますよ~」
と早期退職=リストラをへ誘導しやすい
という思惑もあると思います。
好調な業績を維持できるのは
東京オリンピックが開催される2020年まで
と見ていて、
2020年までにリストラを行い
業績が悪化しても耐えられる状況を
築いておこうと考えている会社は
大手企業といわれる会社の中にも結構あるようです。
◆構造改革のためにリストラする時代
この前まで売れていたものが
急に売れなくなることが普通に起こる
変化が激しい今の時代、
既存のビジネスから脱却して
新しい領域のビジネスにシフトする構造改革に
多くの企業が取り組んでいます。
そうした変化・改革が行われる中では
どうしても
「能力的についていけない」
「変化に消極的になる」
という人が出てきます。
今はこうした人をターゲットにした
リストラが多くなってきているんです。
例えば・・・
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