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#54 仕事成功には根回しが大事!

おはようこんばんは!サラリーマン中間管理職のひろぽんです。さて5月も後半です。もう4月から1ヶ月半経過ですね・・・。GW休みから本ギアを入れつつも、あの休みが忘れられないと・・・”変にボヤく”時期です(笑)時々は有給も入れつつ、頑張っていきましょう。

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さて、今日はタイトル通りのお話で…

「根回しはとても大事」ということです。

それはなぜでしょうか。
私の答えはただ1つです。

自分の仕事の成果を成功へ繋げたいから

これに尽きます、今の仕事って、自分の発想して、全て自分の力で成し遂げているのでしょうか。ある機器の設置にしても、その機器を運搬し、組み立てる人の力なければ無理なのです。多くの役割は調整や段取りだと思いますが、競業する作業をうまく時間をずらしたり、納品日を調整してもらったりと・・・要は、こういった仕事1つとっても「事前の仕込み」はとても大事であり、本番の日にすんなり進むのは、その仕込みのおかげ=つまりは、周りが私の味方になってくれたからこそ、成立することなのです。

上述は一例として機器の設置の段階の話ですが・・・話をさらに遡り、その機器の設置の可否をする場面でも、根回りはとても大きな手段になります。

機器を入れれば、利便性が向上するのは明確。しかし、大きなお金を投資するもの事実。投資するに値する効果のあるものなのか・・・経営者はそれを納得するから承認をするわけです。

私も管理職ではありますが、社長等の役職からすれば、ペーペーにも近い存在である私の説明で納得するほどのオーラというか、パワーを身に付けなければ、決裁を取るもの難しいかもしれません。

つまり・・・一人も多くの味方を私につける必要があるのです。そのために事前にその機器の有用さや生産性向上に寄与するとか・・・メリットだけでなく、数値上でのシミュレーション結果など、客観的事実を突きつける必要もあります。

ただ、残念ながら私一人の力でそのまでの説得材料を揃えるにも限界があります。

では、どうすればいいのか?

だからこそ、根回しです。

つまりは事前に説明をして、その大事さをわかる人を増やし、例えば「○○って機械・・本当に入れるとメリットありますよ」とか、別の管理職(私の場合であれば、店舗の支配人等)に社長などの幹部に吹き込んでもらうことも有用な手段です。

組織の力を十二分に発揮する手段として根回しはとても、とても大事です。


事前に情報を吹き込んで、考えを傾かせて勝ちを取るというのはズルい=反則なのでは?という・・・政治の世界や、敗れた人の弁で聞く言葉ですが・・・・

私から言わせれば、「事前に情報を吹き込んで、考えを傾かせて勝ちを取るというのがズルい」理由がわからない。

それが禁じ手を言われていれば別ですか・・・それが禁じ手なのは、試験問題等の流出や、企業機密事項の流出など、不利益を生じたり、公平・公正に著しく欠ける場面の時に限るのはないでしょうか。

むしろ、根回しをせずに真正面に突破を試みても、おそらく突破はできないと思います。仕事は組織のため、相互理解が必要です。根回しなしで初めて聞く話に「それやろう」と太鼓判を押す管理職は誰一人いないと思っていいと思います。

もしくは、初めて聞く話では「それ聞いてない」って事前説明(=根回し)が前提であることもあります。初めての話に大きな投資の話でOKを出すには幹部陣にとってもリスキーであると・・・本能的に感じると思います。

地道に周囲に相談をして、勝つための筋道を教えてもらい、時には修正を加えながら、シナリオを練ります。

正直、社長説明等の決裁を得る場面は「形式的」と思っていいくらいの根回りをしないといけないと思います。


こんな熱く書くのも・・・私自身、根回しせずに玉砕した経験があるからです。色々な屁理屈を言われて、×を食らった時の気持ちは今でも忘れません。

正しいことを建議したのに、否決される不条理さを知った瞬間でした。根回しができなかったがために私が考える「正しいこと」はいくらでも“永遠の先送り”にされるのです。

根回しはずるいことではなく、自分にとっては見方を増やすこと。また相手にとってもじっくり考えや、意見を率直に言える大事な場面だと思います。

私はサラリーマンとしての処世術の1つが根回しを思っているくらい、大切なスキルと思っています。これからも磨きをかけて、大きなプロジェクトでも成功に導けるように精進していきたい今日この頃です。


来週もまた来て下さね。

ひろぽん

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