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#93 中間管理職に必要な3大能力とは?

おはようこんばんは!サラリーマン中間管理職のひろぽんです。今日もみなさまにお仕事に役立つ話題を提供していきます。


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このサラリーマンクエストでは、中間管理職としての生き方や考え方について、自分なりの視点で語り、それが読者(視聴者)の皆様に少しでもお役に立てられればという思いです。

そんな今回のお話は

「中間管理職に必要な3大能力とは?」です。

今まで話したことなかったけ?って感じですが、実は能力という観点では、こういったまとめてはお話は触れておりません。この回ではズバリお伝えしようとかと思います。もちろん、これまでの回で事あるごとに、個別には登場してきていますが、ここまで、まとめてお伝えいたします。

さて、最初に結論(3大能力とは)を先にお伝えします。

ズバリ!

①マルチタスク能力
②危機管理能力
③部下育成能力

ですね。逆にこの能力があれば、信頼され、真の中間管理職としてパワフルに活躍できます。この能力を以って、さらなる職位に上がることは、私は最強(自称(笑)と感じます。私が知る限り、この能力をバランスよく備えている上司を見たことがありません!(私の会社では・・・)

え?それって昇進したら必要のない能力なんじゃないのか?と思いがちですが、決してそんなことはありません。

逆にいうと(私の会社の事例ですが)この能力が十分に発揮されないままに職位が上がってしまうから、周りからの人望が少なかったり、やっかみを言われたり、いつまでも変わらない現実となるのです。

じゃぁ、ひろぽんさんは出来ているの?と言われそうですが(汗)
わたしは「できている」と思っています。

それが評価にもつながり、部下や周囲からの信頼につながっていることが証明しています。ただ、私が経営陣ではなく、一般従業員の中としての”できる人”で、私だけが突出して持っている能力ではなく、みなさんにもあるのですが、あえてここでは言語化していると思ってください。そして私はこの能力を意識して、活かしている。。と解釈していただければと思います。

※事あるごとに言っていますが、この能力と試験に受かるは「別モノ」なのです。

さて、それではこの3つ能力については簡単にどういった能力で、どこで発揮されるのか?をお伝えします。

①複数の業務を同時並行的に見て、状況を把握する「マルチタスク能力」

中間管理職ともなると部下もおり、担当ごとの仕事をみる役割になります。自分の仕事も抱えつつ、部下が抱えている仕事の進捗や進め方も意識する必要があります。

ただ、担当は実務者として、交渉したり、資料を作成したり、店舗と段取り・調整など、地道にやっていくことがメインのお仕事です。

私もそういった仕事を経験してきましたから、担当がどんな風に進める”流れ”は理解できています。そして中間管理職は部下の数の分だけ、いまどのような仕事を抱えているか、スタックしていないか、手戻りを生じる仕事をしていないか?を常に状況を把握する必要があります。

担当が抱えている業務を中間管理職は直接手は出さないものの、全担当の業務状況を知ることは必要であり、業務理解のキャパは大きく広がります(理解する必要があります)

そして必要に応じて、アドバイスを入れたり、軌道修正させたりして事を進めます。もちろんアドバイスや軌道修正するためには業務把握(理想的な進め方の妥当解)をできていることが重要です。

複数の業務を同時並行的に見定め、なおかつ自分の抱えている業務のこなす…マルチタスク能力ほかなりません。

②何事が起きても臨機な対応を「危機管理能力」

部下および、私自身も仕事を進める途中で予想外の出来事が起きることは頻度は少ないものの発生します。理由はざまざまで病気、失念、故障などなど。想定はしていないものの、確かにありそうな状況です。大事なのは、そういった予想外に発生したトラブルに、冷静に対処することです。

当事者が慌てたり、思考停止に陥るようでは、中間管理職としてパワフルにやっていくのは難しいでしょう。

万が一何らかのトラブルを想定してことを進めていくことはもちろん大事です。ただ、あるとあらゆる事柄を考えるには限界があります。ですので中間管理職が必須な危機管理能力とは

→リカバーをどのように行うのか

この一言に尽きます。人の代替、機器の代替、時期の調整…どのような手段を用いれば影響が最小限に食い止められるのか?そこが手腕ですね。

ではひろぽんはこの危機管理能力をどのように習得していったのか?それは自分が実務者の担当時代に、経験してその対処法を失敗しながらも覚えたことです。要は場数だし、真正面から取り組んだからこそです。

リスクに向き合わない(逃げる)、主体的に対処しない(適当対処)では、やはり自分が上長になった時に部下に的確な指示や指導ができないのです。中間管理職として読んでいるみなさまであれば備わっている力とは思いますが、今一度、普段の部下指導で適切で対応できているかは思い出してみてはいかがでしょうか。

③企業の持続的繁栄のための「部下育成能力」

これまでの放送・ブログでも数多く話した事柄が「部下育成」に関わる話だと思います。ではなぜ「部下育成」は大切なのか?
本質的な部分においての私の考えは

今後のリーダー人材を育成することににより、企業の繁栄(持続的繁栄)に貢献すること。に尽きます。

自分の今いるポジションを後輩に譲るため、同じレベルに達するように教育・指導する=部下育成だと思っています。そして、私たち中間管理職は、上長からの、その上長のいるポジションを目指すべく努力をする・・・。これの繰り返しなのです。組織にいる以上の使命だと思っております。

具体的な部下育成方法はここで述べるにはあまりにも奥が深すぎます。過去に多くの話を残していますので、ぜひ参考にしてください。

以上、中間管理職として必要な3大能力についてお伝えいたしました。本当にどれも重要でどれが欠けても、管理職として活躍するには難しいと思っております。それくらい大事な要素です。

私も日々、鍛錬です。「この能力あるから無問題!」って思って、意識せず仕事をしていると、この能力(=感覚)はすぐに衰えていきます。常に意識て、ブラッシュアップして維持・向上を図っていくことです。

これからもパワフルに、やりがいのある社会人生活を送るためにも、今一度、自分はきちんとできているかな。と振り返るいい機会だと思います。

次回もまた来てくださいね。

ひろぽん

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